大手前大学(兵庫県西宮市)は2019年4月、国際看護学部(仮称)の開設を予定している。従来より取り入れて実績を重ねている「実践英語」教育を活かし、定住外国人、訪日外国人ら多様な人々に対応できる看護師の養成をめざす。2018年3月20日には文部科学省に設置認可申請書類を提出しており、認可が下りれば日本初の「国際看護学部」となる。
近年、訪日客の増加に伴い、滞在中の外国人が予期せぬ病気や怪我に見舞われるケースも増えている。定住者を含めた外国人に対する医療体制の強化は、今後さらに検討が必要な課題となってくる。
そのため、これからの看護・医療を担うためには、国籍や言語、文化、宗教などの多様性を理解・受容できる、国際的な視点を持つことが不可欠となる。
国際看護学部は、実績ある講師陣と大手前大学が誇るリベラルアーツや実践英語教育によって、そうした「グローバル人材」としての看護師を育成することを目的として設置される。
■高校教員らに大手前独自の学びを解説
3月27日に、高等学校の教員ら外部関係者を対象とした説明会を実施。当日は、大橋一友氏(大阪大学医学部保健学科教授、大手前大学客員教授)が「進化する大手前大学の看護教育イノベーション」と題した講演で、同大独自の看護への取り組みについてプレゼンテーションを行った。
また、鈴井江三子氏(大手前大学新学部設置準備室長・教授)が、講演「国際化する日本社会と看護の役割―国際看護学部における教育の特徴―」を行い、日本の看護・看護学教育の現状等について解説した。
※国際看護学部(仮称)開設については、予定であり変更になる場合があります。
<大手前大学国際看護学部特設サイト>
http://www.otemae.ac.jp/special/nurse/
▼本件に関する問い合わせ先
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藤本 ・ 山本
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