清泉女子大学の学生ガイド有志が旧島津公爵邸の3Dクリスタルペーパーウェイトを作成 -- 学内のショップで販売、竣工100年記念行事の思い出を形に

清泉女子大学

清泉女子大学(東京都品川区)の旧島津公爵邸竣工100年記念行事に携わり、来客者の見学ツアーを行った学生ボランティアガイドの4年生有志が、卒業前に自分たちで記念品を作りたいという思いから、島津邸の3Dクリスタルペーパーウェイトを企画提案し作成した。今後、大学グッズとして学内の購買ラファエラショップで販売される。  清泉女子大学の本館である旧島津公爵邸(東京都指定有形文化財)は、鹿鳴館などの洋館設計で知られる建築家ジョサイア・コンドル(1852~1920)の設計で1915年に建物が完成。その後、洋画家の黒田清輝によって内装工事が着工し、1917年に完成披露が執り行われた。  当時3年間をかけて完成した島津邸の竣工100年を祝う催しが、2015年から17年にかけての3年間に行われた。  15年と16年には「コンドルの建てた西洋館」というテーマでフォトコンテストが行われ、一般の部と学生の部ともに旧島津公爵邸の歴史と美を表現した作品が多く寄せられた(審査委員長:土田ヒロミ氏)。  17年5月には、島津家第32代当主の島津修久氏、鹿児島県知事の三反園訓氏、品川区長の濱野健氏を招いた記念式典やジャズピアニストの山下洋輔氏(コンドルの孫弟子で島津邸建築にもかかわった山下啓次郎の孫)によるフリーライブ、夜間ライトアップなどが実施された。  これらの記念行事に携わり、来客者の見学ツアーを行った学生ボランティアガイドの中から文化史学科4年の有志が、卒業前に島津邸竣工100年の記念品を自分たちの手で作りたいと、3Dクリスタルペーパーウェイト(W60mm×D40mm×H40mm)の作成を提案し、卒業式の10日前に完成させた。  また、自分たち以外の学生や教職員も購入できるようにと、大学の購買グループのラファエラショップに交渉し、同店舗で大学グッズとして販売することになった(2,000円)。  完成した3Dクリスタルペーパーウェイトを手に取りながら、Sさんは「在学中に100年記念のイベントを経験したことが、最後に形のある思い出になった」と語り、Uさんは「ガイドを通してできた仲間と意見を出し合って記念品ができうれしい。卒業しても、島津邸が近くに感じられる。一生大事にします」と笑顔を見せた。  彼女らは3月15日に卒業し、4月からはそれぞれ社会人として新たな道を進んでいく。 (参考記事) ・清泉女子大学が「旧島津公爵邸竣工100年記念フォトコンテスト」を開催―4月5日にはオープニングイベントも(2015.03.10)  https://www.u-presscenter.jp/2015/03/post-33771.html ・旧島津公爵邸竣工100年を記念し、清泉女子大学が5月7~9日にライトアップ&イベントを開催 -- 幻想的なライトアップとイベントで「100年の美」を祝う(2017.03.25)  https://www.u-presscenter.jp/2017/03/post-37083.html ▼本件に関する問い合わせ先 学長室 TEL:03-3447-5551 FAX:03-5421-3274 メール:gakucho-shitsu@seisen-u.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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