子ども食堂などの地域連携・貢献プロジェクトや「子育てのつどい はぐみぃ」などを通じ、地域の子育てを幅広く支援 -- 大妻女子大学

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大妻女子大学(東京都千代田区)の助成制度「地域連携プロジェクト」と「地域貢献プロジェクト」は、学生の主体性・自立心を育みながら、地域連携・社会貢献の推進を図る目的で行われているものだ。平成29年度の採択案件では子ども食堂に関するプロジェクトがメディアの注目を集めている。また、同大は家政学部児童臨床研究センターが運営する事業「子育てのつどい はぐみぃ」でも、地域で子育てしている親子をサポートしている。  大妻女子大学地域連携推進センター(所長:井上美沙子)は、地域社会と連携してその活性化につながる活動を行う「地域連携プロジェクト」と、同大の教育と研究成果を生かして地域社会の教育・学術・文化の発展に貢献する活動を行う「地域貢献プロジェクト」の、ふたつの助成制度を運営している。これらは、地域連携・社会貢献が目的であることはもちろん、学生が主体的に参加し、成果が学生の教育に反映される内容かどうかも採択基準の一つとなっている。  平成29年度は地域連携プロジェクト13件、地域貢献プロジェクト6件が採択され、地域美化運動、障害者および高齢者福祉、食育活動、出前防災講座など多彩な企画が進行している。  今年度は、経済事情が厳しい家庭の子どもたちに食事や居場所を提供する子ども食堂に関するプロジェクトがメディアの注目を集めており、『子ども支援に向けた「大泉子ども食堂」プロジェクト』『むささび食堂:食事を作ってみんなで食べよう!』の2件が、教育学や栄養学などの知見を持つ大学が関わる事例として、平成29年7月19日付け日本経済新聞で取り上げられた。  同紙では、同大が材料費等を補助するなど子ども食堂の運営に関わっていること、児童学科の学生が保護者と子育てをテーマに話し合う場を設けたり食物学科の学生が食材費を抑えながら栄養に配慮した献立を考えたりするなど、学生が授業で学んだ知識の実践の場としても機能していることが紹介されている。  なお、これらのプロジェクト以外にも児童福祉関連プロジェクトや子ども向けイベントが実施されている。 ・平成29年度地域連携プロジェクト採択課題一覧  http://www.chiiki.otsuma.ac.jp/wp/?page_id=5904 ・平成29年度地域貢献プロジェクト採択課題一覧  http://www.chiiki.otsuma.ac.jp/wp/?page_id=5906  また同大では、家政学部児童臨床研究センター(所長:高橋ゆう子)が千代田キャンパスで週に1度、未就園児の親子を対象として、センター内のプレイルームなどを開放し、子育て中の親子が心地良く過ごせる場、保護者同士の交流の場として活用してもらう事業「子育てのつどい はぐみぃ」(以下 はぐみぃ)を実施している。開放中は児童学科教員やインテークワーカーなど専門スタッフが常駐し、育児相談が可能。児童学科学生がサポートメンバーとして参加することもある。    同センターは「研究」と「相談」の2部門で構成され、研究部門では学生指導のほか児童学各分野の実践的研究を行い、その成果を講演会・研究会・研修会の開催を通じて地域・社会へ還元。相談部門では一般の方を対象とした面接相談や、保育士・教師への保育・教育相談を実施している。  はぐみぃは、核家族化や地域のつながりの希薄化などにより、家族や地域の中で子育ての知恵や経験を共有することが難しく、周囲の手助けを求めにくくなっている状況を踏まえて、相談部門の一事業として設置された。利用者のニーズを直接受けつつ、センターが20年以上蓄積してきた専門的知識をさらに地域・社会に有効活用してもらえるような運用を心がけている。 ・はぐみぃホームページ  https://www.jirinken.otsuma.ac.jp/hugme/ ▼本件に関する問い合わせ先 大妻女子大学 広報戦略室 東京都千代田区三番町12  TEL: 03-5275-6159  FAX: 03-5275-6098 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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