大阪国際大学 国際関係研究所の村田菜穂子教授の日本語の授業を受けている留学生が、2017年1月6日(金)午後3時から、大阪市中央区北浜の大阪取引所で、株式、債券、金利、為替などの金融商品から派生するデリバティブがどのように扱われているかを体験する。
基礎的な日本語を学ぶ1年生7人と、上級日本語を学ぶ2年生11人で、中国、韓国、タイ、インドネシアなどから来た留学生。大学生活とアルバイトが中心となっている学生から、「日本社会の今」をもっと知りたいという要望があり、村田教授がリアルタイムの市場の現場を見てみようと提案し、大阪取引所の協力で実現することになった。
大阪取引所は、世界で最初に商品先物取引をしたとされる堂島米会所がルーツ。2014年から東京証券取引所のデリバティブ市場も統合して、名称も大阪証券取引所から大阪取引所と変更された。授業ではビデオや株価ボードを見てリアルタイムで動く経済の一端にふれる。学生たちは、事前に大阪取引所について調べ、受講後はリポートにまとめることで、日本語の力も磨く。
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