命がけで海を渡るシリア難民400万人を医療のリレーで救うため、2016年12月28日までの期間限定でクラウドファンディングにチャレンジします
世界の医療団 シリア難民のための寄付キャンペーンのお知らせ
認定NPO法人「世界の医療団」(本部:東京・港区 理事長:オスタン・ガエル)は、未だ混迷が続くシリアからの難民支援活動の強化・継続のための資金調達として、クラウドファンディングチャレンジ「命がけで海を渡るシリア難民400万人を医療のリレーで救いたい! 」を行うことを発表致します。
■クラウドファンディングチャレンジ
「命がけで海を渡るシリア難民400万人を医療のリレーで救いたい! 」について
世界の医療団では、シリアからギリシャ、フランスなどへと移動する難民たちに寄り添い、行く先々で医療支援を実施しています。
家を追われ、故郷を追われ、数千キロを旅し、生きながらえてなお、泥まみれのキャンプでの苦しい生活を強いられるシリア難民。その数は400万人以上、5年以上にわたり破壊され、奪われ続けています。
今回のチャレンジは、ただ「安心して暮らしたい」という望み1つを持って命がけで地中海を渡り、ヨーロッパへ逃れてきたシリア難民を救うための治療や看護などの医療支援活動に必要な費用を募るクラウドファンディングです。
戦後最悪とも言われる未曾有の危機。シリアの混乱はまだ収束の兆しが見えません。難民たちが置き去りにされ、見捨てられることがないよう、世界の医療団はあらゆる場所で治療を提供します。
私たちは今日も難民の人々の元をまわり、理不尽な彼らの旅路に寄り添っています。
今回のクラウドファンディングは、日本の皆さんと世界の医療団、そしてシリア難民たちを繋ぐバトンの役割を果たします。あなたも、彼らの命を救うリレーに加わってください。
■チャレンジページ
https://readyfor.jp/projects/help_migrants_MDMJ
■実施期間
現在実施中~2016年12月28日(水)
■目標寄付金額
150万円
■寄付の使途
シリアおよび周辺国、ギリシャやフランス等に避難しているシリア難民への医療支援活動
※本チャレンジは国内最大のクラウドファンディングサイト「Readyfor」による国際協力活動応援プログラムに選ばれています。
※クラウドファンディングについて
クラウドファンディングとは、群衆(Crowd)と 資金調達(Funding)という言葉を組み合わせた造語で、
インターネットを通じて不特定多数の人から資金を集める仕組みを指します。
実施期間中に目標金額を達成することができた場合にのみ、支援を受け取ることができ、プロジェクトが実行できる仕組みです。
■本件の取材、内容に関するお問い合わせ先
世界の医療団
担当 阿部さやか
メール: abe@mdm.or.jp 電話03-3585-6436
世界の医療団について
「世界の医療団」は1980年にパリで発足した、世界各地に医療・保健衛生分野の専門スタッフ中心に派遣し、人道医療支援に取り組む国際NGOです。国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を越えて、世界で最も弱い立場にある人々に支援の手をさしのべることが、私たちの活動です。医療支援のほかにも、世界の医療団のボランティアたちは活動の障害となるさまざまな人道に反する行為や状況を世界に向けて「証言する」活動も行っています。世界の医療団は、決して耳を傾けられることのない弱い立場の人々の声であっても、世界の隅々にまで届けるべきと考えます。
世界の医療団ホームページ
http://www.mdm.or.jp/