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楽天グループの通信会社である楽天コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都世田谷区、 代表取締役会長:平井 康文、以下「楽天コミュニケーションズ」)は、モバイルおよびウェブ・プラットフォーム向けWebRTC(注1)の米国リーディングプロバイダーCafeX Communications, Inc. (本社:ニューヨーク州ニューヨーク市、CEO:Rami Musallam、以下「CafeX」)と、CafeX製品における国内総販売代理店契約を締結しました。
CafeXは、ブラウザでPCやモバイル端末のシームレスなコミュニケーションを実現するWebRTCをベースとしたソリューションを2013年に製品化しています。主力のWebRTCコラボレーションツール「Live Assist(R)(ライブアシスト)」は、米国では主要銀行や主要保険会社に導入されており、「顧客エンゲージメント」の分野で多くの受賞歴を持つソリューションです。2015年11月に本格的に日本市場へと進出し、技術パートナーとともにマーケティング活動を進めた結果、銀行・証券・保険等の金融業界はじめ、自動車、不動産、小売業等、様々な業界において高く評価されています。
楽天コミュニケーションズでは、これまでIP電話などコミュニケーションにおける新たな可能性を開拓してきました。このたびの、カスタマーエンゲージメントの最大化を可能とする製品を持つCafexとの国内総販売代理店契約の締結は、2020年には391億円に拡大(注2)すると予測されるWebRTC市場において、ソリューション提供をさらに拡充することを目的としています。
楽天コミュニケーションズは、WebRTCの主力製品である「Live Assist(R)」の日本での販売に加え、2017年には、同社のコンタクトセンター向けリアルタイムコーチングソリューション「Supervisor Assist(スーパーバイザーアシスト)」、企業向けWeb会議システム「Chime(チャイム)」等、WebRTCをベースとした新たなソリューションの販売も順次開始予定です。
注1:Web Real-Time Communicationの略。プラグイン無しでウェブブラウザ間のボイスチャット、ビデオチャットなどができる技術。
注2:(出所)Disruptive Analysis 2014 Web RTC Report、MarketsandMarketsレポート、Garterレポート
■Live Assist(R)製品概要
Live Assist(R)は、WebRTCを利用した、音声/ビデオ通話、ブラウザ共有、ファイル送受信・共有・代理入力、ビジュアルIVR(注3)などの機能をWebサイトやスマホアプリといった様々なコミュニケーションデバイスに提供するサーバー製品で、ビジネスにWebRTCを取り込み、コミュニケーションを高度化したいと考えるすべての企業を力強くサポートするWebRTC特化型プラットフォームです。
PBX(注4)やCTI(注5)、IVR(注3)などのCCコンタクトセンター機能を保有/連携した開発基盤も提供しているため、コンタクトセンターシステムに組み込む際に、音声チューニング等の必要がない点が大きなメリットです。
注3:Interactive Voice Responseの略。音声による自動応答を行うシステム。
注4:Private Branch eXchangeの略。施設内に設置される電話交換機のこと。
注5:Computer Telephony Integrationの略。コンピューターと電話機能を統合させるシステム。
■Live Assist(R)製品の特長
【SDK提供】
WebサイトへのJavaスクリプト組み込み、iOS・Andfoidアプリへの組み込みが容易なソフトウェア開発キットをご提供
【構築知識不要】
必要なサーバーをワンパッケージでご提供
【チューニング不要】
ジッタや帯域幅を自動調整、コーデックの自動変換
【導入実績多数】
既存アプリ・システム組み込みの実績多数
米国では、様々な用途で利用されており実績が拡大しております。
【Live Assist製品ページ】
http://comm.rakuten.co.jp/houjin/fmcc/liveassist/
■イベント情報
2016年11月17日(木)・18日(金)に開催される「コールセンター/CRM デモ&コンファレンス2016 in 東京 」に出展します。
展示ブースでは「Live Assist(R)」「Supervisor Assist」のデモ体験が可能です。
(出展ブース:2F「2B-28」)
http://www.callcenter-japan.com/tokyo/
【CafeX Communications, Inc. について】
モバイルおよびウェブ・プラットフォーム向けのリアルタイム・エンゲージメント・ソリューションの大手プロバイダーです。WebRTCベースのオムニチャネル顧客交流ソリューションにおいて市場をリードしているCafeXは、企業の既存のコンタクトセンター基盤をモバイル・ウェブプラットフォームへと拡張するための広範なソフトウェアソリューションを提供しており、国際市場において顕著な拡大を見せています。詳細は www.cafex.com をご覧ください。
【楽天コミュニケーションズ株式会社について】
新ビジョン『The New Value Enabler towards our Digital Society 』のもと、従来からの固定系通信サービス(マイライン、IP電話、インターネット接続サービス)に加え、モバイル、クラウドサービスなど今後の『Everything over Digitalization』を見据えたソリューションを提供する楽天グループのICT事業の会社です。IP プラットフォーム上での音声やデータ、コンテンツやアプリケーションなどの新たな可能性を創出すべく、さらなる事業展開、拡大を目指します。詳細は
http://comm.rakuten.co.jp/ をご覧ください。
[リリースに関するお問い合わせ]
楽天コミュニケーションズ株式会社 経営企画部 溝口
Email: rcomm-pr@mail.rakuten.com
TEL: 050-5518-8355
※本リリース中に記載の会社名、商品名、ロゴは、それぞれ所有する各社に帰属します。
※報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがあります。