金沢大学(金沢市角間町)は11月12日(土)に東京で「第9回金沢大学未来開拓研究公開シンポジウム」を開催。中国や日本などの日本海を取り囲む地域、いわゆる「環日本海域」における近年の調査研究成果を、同大環日本海域環境研究センターの教授陣や国立環境研究所の高見昭憲氏が紹介する。参加無料。
金沢大学は「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」を大学憲章に掲げ、地球規模で遭遇する現代社会の課題に立ち向かうべく、先進的・独創的な研究の国際的な研究拠点形成を目指している。
平成20年度からは、同大の世界に誇る最先端研究を紹介するイベントとして「金沢大学未来開拓研究公開シンポジウム」を開催している。9回目となる今回は、著しい経済発展を続ける中国や日本などの日本海を取り囲む地域、いわゆる「環日本海域」における近年の調査研究成果、特にPM2.5(微小粒子状物質)などの有害化学物質の越境汚染に関する最先端の研究成果を紹介。また、この環日本海域の現状から、近未来の日本の環境変動に関する研究の見通しについて報告する。概要は下記の通り。
◆「第9回金沢大学未来開拓研究公開シンポジウム」
【テーマ】 環日本海域から近未来の日本の環境を探る
【日 時】 11月12日(土) 13:00~16:15
【場 所】 一橋講堂2階 中会議場(東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内)
【参加費】 無料
【参加申込】
下記URL、または電話、FAX、電子メールで申し込み(当日参加も可能)
http://kurt.kanazawa-u.ac.jp/form_sys/index.php?key=57d9d7d69942d
■講演プログラム
・「環日本海域環境研究センターの目指す未来予想図」
講師:長尾 誠也(金沢大学環日本海域環境研究センター長・教授)
・「PM2.5の国際共同観測で見えてきた真実」
講師:早川 和一(金沢大学環日本海域環境研究センター・特任教授)
・「有害化学物質の魚類への影響」
講師:鈴木 信雄(金沢大学環日本海域環境研究センター・教授)
・「大気観測拠点連携で見えてくる東アジア大気環境の現状」
講師:高見 昭憲(国立環境研究所 地域環境研究センター副センター長)
(関連Webサイト)
http://www.kanazawa-u.ac.jp/info/detail.php?e=463
▼本件に関する問い合わせ先
金沢大学総務部総務課総務係
TEL: 076-264-5010
FAX: 076-234-4010
E-mail: ffk@adm.kanazawa-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/