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関東学院大学(本部:横浜市金沢区、学長:規矩大義)は、日本学術会議会長を務めた広渡清吾東京大学名誉教授による講演会「日本の立憲主義の行方」を、10月29日(土)に湘南・小田原キャンパスで開催する。
昨年、国会で成立した安全保障関連法は、安全保障や外交における諸問題だけではなく、その論議の進め方や憲法上の解釈をめぐり、大きな論争を巻き起こした。国会議事堂前で大学生などの若者がデモ行進に参加したり、法案に反対する学者が声明を発表したりするなど、わが国の立憲主義の維持に対する懸念の声もあった。また、安全保障法に限らず、近年では特定機密保護法や刑事訴訟法改正などの国会審議をめぐって、同様の指摘が繰り返されている。
これらの状況を勘案し、関東学院大学法学部および法学研究所では、わが国の立憲主義についての理解を深めるための講演会を開催する。ドイツ法、比較法社会論が専門で、日本学術会議会長、東京大学副学長などを歴任した広渡清吾東京大学名誉教授による講演を通じて、わが国の立憲主義についての歴史的、論理的な考察を深めていく。
【講演会「日本の立憲主義の行方」】
○日時
10月29日(土)13:30~14:30
○場所
関東学院大学 湘南・小田原キャンパス7号館4階ハリントンホール
(神奈川県小田原市荻窪1162-2)
小田原駅西口バス停より伊豆箱根バス「関東学院大学・佐伯眼科行き」乗車約8分
(当日は、大学祭開催中のため無料スクールバスも運行予定です)
○参加方法
参加費無料。事前予約不要。(直接会場までお越しください)
○主催
関東学院大学法学部、法学研究所
○お問合せ
関東学院大学学部庶務課(法学部)TEL. 0465-34-2211
○備考
湘南・小田原キャンパスでは、同日に大学祭を開催しています。
【登壇者略歴】
・広渡清吾(ひろわたり・せいご)氏 東京大学名誉教授
1945年福岡県生まれ。京都大学法学部卒業後、同大助手として勤務。1973年東京大学社会科学研究所に着任後、助教授、教授を歴任。2002年からは、東京大学副学長を務めた。2009年に東京大学を退職した後には、専修大学法学部教授(~2016年)。専修大学在籍中の2011年には、人文・社会科学系の研究者としては初となる日本学術会議会長に就任。また、2015年の参議院平和安全法制特別委員会の地方公聴会には、野党が推薦する公述人として出席した。近著に『ドイツ法研究』日本評論社(2016年)。
▼取材等に関わる問い合わせ先
関東学院大学 広報課 狩野満、鈴木敦
TEL: 045-786-7049
横浜市金沢区六浦東1-50-1
kouhou@kanto-gakuin.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/