京都橘大学(京都市山科区、学長・細川涼一)は、和歌山県那智勝浦町と和歌山県知事立ち合いのもと、地域活性化に関する連携協定を締結する運びとなった。
本協定では、和歌山県が実施している「大学のふるさと」制度(別紙参照)の趣旨に京都橘大学と那智勝浦町が賛同し、那智勝浦町の地域資源再評価、観光広報、教育研究連携を行うことを目的としている。
同大と那智勝浦町はこれまでも、「京都橘大学・熊野再発見プロジェクト」を通じてさまざまな活動を行ってきたが、今後連携をより強め、学生の学びのフィールドを拡げることで、当該地域の観光・地域振興に貢献する。また、今秋、同協定締結を記念し、京都橘大学と那智勝浦町観光協会の共催で、「熊野学講座(仮称)」を京都市内で開催する予定である。
※協定調印式等についての詳細は、下記にてご確認ください。
※「京都橘大学・熊野再発見プロジェクト」について
世界遺産を含む多くの観光資源を有しながらも、観光客増加や2011年の台風被害からの復興などの課題を抱える当該地域の観光・地域振興に協力することを目的に、那智勝浦町観光協会と連携し、京都橘大学の教員と学生が立ち上げ、2014年度から活動している。2016年2月には、地域連携の経緯や、これまでの活動について記載した特設ホームページも開設(URL:
http://tachibana-u.wix.com/kumano-pj )。
◎協定調印式と取組内容について
■日 時: 平成28年6月3日(金)15:30~16:00
■場所: 和歌山県庁 知事室
■出席者(予定):
細川 涼一(ほそかわ りょういち)京都橘大学学長
寺本 眞一(てらもと しんいち)那智勝浦町長
仁坂 吉伸(にさか よしのぶ)和歌山県知事
■次第:
1.出席者紹介
2.協定者調印
3.関係者挨拶
4.懇談
■京都橘大学と那智勝浦町による今後の取組内容:
地域資源再評価、観光広報、教育研究連携をテーマとして、下記活動に取り組む。
○地域資源の発見と提案(2015年度実績あり)
学生による現地フィールドワークに基づく地域課題提案。
○大学授業との連携
大学において那智勝浦町に関するイベントを実施するとともに、町内企業や観光協会等と連携した単位認定型インターンシップの実施。
○観光PRサポート(2015年度実績あり)
「京都橘大学・熊野再発見プロジェクト」を中心として、京都駅ビル大階段駆け上がり大会(パフォーマンス部門)に大学と町の混合チームが参加し、平安衣装を身に付けた学生が「あげいん熊野詣」などの観光事業をPR。
○「熊野学講座(仮称)」
京都で共催する。
※ ご参考に和歌山県ご提供の別紙【「大学のふるさと」制度について】を添付します。
▼報道に関するお問い合わせ先
京都橘大学 企画広報課
〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34
TEL: 075-574-4112(直通)
FAX: 075-574-4151
和歌山県 企画部地域振興局 過疎対策課 交流推進班
〒640-8585 和歌山市小松原通一丁目1番地
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