京都橘大学が文学部歴史遺産学科公開ワークショップ「大英博物館所蔵 ゴーランド・コレクション 調査プロジェクト(京都編)」を開催

京都橘大学

京都橘大学(京都市山科区、学長・細川涼一)は、文学部歴史遺産学科公開ワークショップ「大英博物館所蔵 ゴーランド・コレクション 調査プロジェクト(京都編)」を開催する。  日本の古墳研究者の先駆者として名高く、日本考古学の父と呼ばれるウィリアム・ゴーランド。  このワークショップは、文部科学省科学研究費補助金を受けて京都橘大学文学部歴史遺産学科の一瀬和夫教授を中心とする研究プロジェクトの成果を公開するもの。  イギリス・ロンドンの大英博物館が所蔵するゴーランド・コレクションの基礎的な古墳資料調査の成果と新知見をもとに、レーザー3次元計測などを活用し、国内関連資料との総合的な比較研究を進め、横穴式石室や、武具、馬具、須恵器などの遺物の評価、古墳の変遷過程の検討などから古墳時代研究に新展開をもたらすことが期待される。  今回は、大英博物館、東京、出雲で行われたワークショップの京都編として、まずコレクションの中心となる京都府亀岡の鹿谷古墳出土馬具について、京都国立博物館に残された絵図との比較検討を行う。また、ゴーランドが調査した兵庫県摂津の横穴式石室の現状、生産に関わる考古資料としていち早く大阪府桜井谷須恵器窯跡に着目した証拠など、学史の再評価を促す。さらに、ゴーランドがイギリスに帰国した後、彼の日本の古墳研究が日英に与えた影響についても明らかにする。 ◆文学部歴史遺産学科公開ワークショップ「大英博物館所蔵 ゴーランド・コレクション 調査プロジェクト(京都編)」 【日 時】 6月18日(土)13:00~17:30 【会 場】 キャンパスプラザ京都 5F第1講義室 【内 容】 ■基調報告 「イギリスに影響を与えたゴーランドの日本古墳時代研究」  サイモン・ケイナー(英国・セインズベリー日本藝術研究所 考古・文化遺産センター長)  ※講演は日本語 ■報告 「鹿谷古墳の絵図」 宮川 禎一(京都国立博物館) 「鹿谷古墳の馬具」 諫早 直人(奈良文化財研究所) 「中山寺白鳥塚横穴式石室の検討」 森下 章司/岡本 篤志(ともに大手前大学) 「ゴーランドのみた淀川流域の古墳時代遺跡」 菱田 哲郎(京都府立大学) ■ワークショップ 【パネリスト】  サイモン・ケイナー  諫早 直人  菱田 哲郎  宮川 禎一  森下 章司  岡本 篤志 【ファシリテーター】  一瀬 和夫(京都橘大学文学部歴史遺産学科教授) 【受講料】 無料 【定 員】 250名(先着順:申込受付中) ▼ワークショップについての問い合わせ・申し込み先  京都橘大学 エクステンションセンター(学術振興課)  TEL: 075-574-4186(直通)電話受付時間 9:00~17:00(土日祝を除く)  FAX: 075-574-4149  E-mail: aca-ext@tachibana-u.ac.jp  WEB: http://www.tachibana-u.ac.jp/research_area/extention/2016/02/post-60.html ※当日ご取材いただける場合は、恐れ入りますが、下記までご一報いただきますようお願い申しあげます。                                              ▼報道に関する問い合わせ先  京都橘大学 企画広報課  〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34  TEL: 075-574-4112(直通)  FAX: 075-574-4151 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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