金沢大学(石川県金沢市)は3月26日に、第2回KU-GLOCSシンポジウム「『金沢大学ブランド』人材育成への挑戦―高大連携で育てるスーパーグローバル人材―」を開催した。これは、同大のグローバル化に向けた先導的な取り組みを知ってもらうとともに、今後のグローバル化社会で活躍するためには何が必要なのかを考えるため、県内6つの高校の協力も得て、行われたもの。パネルディスカッションでは、海外経験を持つ金沢大学生3名と石川県内の高校生3名がディスカッションを繰り広げた。
金沢大学は、平成26 年度に文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業(SGU)」(タイプB:グローバル化牽引型)に採択され、わが国の社会のグローバル化を牽引するための先導的な取り組みを進めている。こうした中、3月26日には第2回KU-GLOCSシンポジウム「『金沢大学ブランド』人材育成への挑戦―高大連携で育てるスーパーグローバル人材―」を開催した。
今回のシンポジウムは、なぜ金沢大学が徹底してグローバル化を進めるのかを、高校の先生や学内外の関係者に直接伝えるとともに、地域にグローバル化の意識を根付かせるものとして、県内6つの高校からの協力も得て企画したもの。
プログラムでは、教員・在学生の50%以上を外国人・留学生が占める立命館アジア太平洋大学の是永駿学長が特別講演を実施。続いて、金沢大学の柴田正良副学長が登壇し、共通教育科目のGS科目への改定やクォーター制の導入、授業科目の英語化(「英語化マニフェスト2016」)、留学プログラム、さらには高大連携の強化も見据えたこれからの入試についてなど、同大のグローバル人材育成に向けての抜本的教育改革について説明を行った。
当日は,学内外の関係者に加え,県内の8つの高校(同大附属高校および県内7つの公立高校)から、現役高校生160名も参加し、海外経験をもつ同大の学生3名と高校生3名が、パネルディスカッションとして「スーパーグローバル人材に必要なものとは」をテーマに熱のこもった討議を繰り広げた。
シンポジウムの後には、パネリストに加え同大の留学経験者や外国人留学生と高校生との交流会も開催。参加した高校生らは、国際化に関する話のみならず,受験勉強のヒントや大学での勉強、留学についてなど、さまざまな疑問や話題を学生らに質問していた。
●金沢大学SGU事業
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