神奈川工科大学(神奈川県厚木市)は、2026年10月から12月まで、ネーミングライツパートナーを務める「神奈川工科大学厚木市子ども科学館」において、教授や学生らが製作したAIロボットを展示している。今回の展示は、2028年1月開館予定の「厚木市未来・図書館」に向けた企画「ミニ未来館」の一環として実施するもので、AIロボットとの対話などを通じて、AI技術を身近に感じることができる。
■ 科学館ならではの質問に答えるAIロボット
神奈川工科大学 工学部電気電子情報工学科の広井賀子教授が製作したAIロボットは、オープンソースの「スタックチャン」(※1)をベースに、AI部分を独自に製作したもの。来館者との音声対話が可能で、「厚木で冬に見える星は何?」といった科学や地域に関する質問にも答えられるよう、LLM(大規模言語モデル)が科学や地域の情報を確認できるように設定している。
また、学生らは、オープンソースの「AIスタックチャン2」(※2)をベースにロボットを製作しており、一部にはカメラを用いた顔認識機能を搭載している。学生それぞれが工夫を凝らしたロボットを通じ、AI技術や大学での実践的なものづくりを紹介している。
写真 1 展示全景
■ 未来の科学館に向けた取り組み
今回の展示は、大学の研究・教育成果を地域に還元するとともに、子どもたちがAIロボットと触れ合う機会を提供するもの。来館者の質問や反応を通じ、将来の科学館における展示や体験のあり方を考える。
また、今回の展示にあわせて、AIロボットを製作した学生へのインタビューや動作例の動画も公開している。
写真 2 AIロボットとの対話風景
■ 展示概要
企画名: ミニ未来館
展示テーマ: AIロボット研究最前線!
期間: 2026年10月1日(木)~12月28日(月)
会場: 神奈川工科大学厚木市子ども科学館
詳細: 神奈川工科大学 地域共創研究センター 未来共創研究室
https://sites.google.com/view/kait-fcclab/
神奈川工科大学厚木市子ども科学館には、同大情報学部情報メディア学科 鈴木浩研究室が開発した「サンコロビンゴ®」も常設展示されている。今回のAIロボット展示を通じ、大学と科学館との連携をさらに発展させる。
■ 注記
※1「スタックチャン(Stack-chan)」は、M5Stackを用いたオープンソースのロボットで、ししかわ(Shinya Ishikawa)氏とStack-chan communityにより開発・公開されている。本学では、これをベースにAI技術を活用した機能を実装している。
・公式GitHub:
https://github.com/stack-chan
※2「AIスタックチャン2」は、スタックチャンをベースにAI機能を組み込んだオープンソースのアプリケーションである。
・GitHub:
https://github.com/robo8080/AI_StackChan2
■関連リンク
・システムエネルギー学研究室 | 研究室ナビ | 研究 | 神奈川工科大学
https://www.kait.jp/research/navi/hiroi.html
▼本件に関するお問い合わせ先
神奈川工科大学 地域連携・貢献センター
住所:〒243-0292 神奈川県厚木市下荻野1030
TEL:046-291-3212
メール:chiiki-koken@mlst.kanagawa-it.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/