「Kawasaki 自然共生フィールド(神戸)」が国の自然共生サイトに認定
~約450種の動植物が生息する、草地と水辺の生態系を次世代へ~
当社は、「Kawasaki 自然共生フィールド(神戸)」の管理や、西神工場・明石工場内でのビオトープの整備などを通じて、生物多様性の維持・回復に取り組んでいます。こうした活動により、持続可能な社会の基盤となる、自然と共生する社会の実現を目指しています。
環境省が推進する「自然共生サイト」は、企業の緑地や里地里山など、民間の取り組みによって豊かな自然が守られている場所について、国として認定する制度です。この認定制度は、2030年までに陸と海の30%以上を保全する国際目標「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」の達成に向けて、2023年度より始まりました。
今回認定を受けた「Kawasaki 自然共生フィールド(神戸)」は、草地と池からなる約1.5ha(約15,000平方メートル)の区域です。当社は、この場所で50年以上にわたり、草刈りなどの継続的な土地管理を続けてきました。その結果、背の低い草や高い草が生える草地、ヨシがまとまって生える水辺などが保たれ、動植物の生育に適切な環境を保ってきました。専門家による調査では、こうした環境が、絶滅のおそれがある種を含む約450種の動植物を支えていることが明らかになり、絶滅危惧種に指定されている蝶(シルビアシジミ)も確認されています。
この他にも、草地や水辺をすみかや生育の場とし、かつて里地里山に広く見られたものの、近年は生息・生育環境が減少している、スズサイコ、ワレモコウ、カヤネズミ、オオキトンボ、ミナミメダカ、トノサマガエルなども確認されています。
このように、長年の土地管理によって多様な動植物を支える環境が保たれてきたことが評価され、今回の認定につながりました。
※ 川崎重工グループ生物多様性方針
自然と共生する社会の実現に向けて、生物多様性の維持・回復に取り組むための方針です。当社グループの事業活動に加え、調達から製造・販売などに至る一連の活動(バリューチェーン)が、生物多様性に与える影響を認識した上で取り組みます。
