BoxとDatabricksの連携により、企業データを横断的に活用するAIソリューションを提供開始 ~企業文書に蓄積された知見と業務データを結び付け、情報資産の価値を引き出す~

日鉄ソリューションズ株式会社

プレスリリース
2026年10月1日
日鉄ソリューションズ株式会社
BoxとDatabricksの連携により、企業データを横断的に活用するAIソリューションを提供開始
~企業文書に蓄積された知見と業務データを結び付け、情報資産の価値を引き出す~

 日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下「NSSOL」)は、企業文書などのコンテンツを管理するインテリジェントコンテンツ管理プラットフォーム「Box」と、データ、アナリティクス、AIを統合し、企業が自社のビジネスコンテキストを理解するAIを構築するためのシンプルな方法を提供するDatabricksの「Data+AIプラットフォーム」を連携したAIソリューションの提供を2026年10月1日に開始しました。
本ソリューションは、NSSOLがこれまでに培ったBoxによるコンテンツ管理とDatabricksによるデータ・AI活用の知見を生かして開発したエコシステムソリューションです。
売上や顧客情報、生産実績などの構造化データと、契約書や報告書などの非構造化データを関連付け、企業に蓄積された情報を一体的に活用できる環境を提供します。これにより、生成AIによる検索・要約やナレッジ活用に加え、AIエージェントによる業務支援・自動化を可能にし、企業に蓄積された情報資産を業務の高度化や新たな価値創出につなげます。
 Box社、Databricks社、および両社の国内代理店として製品やAI活用領域における豊富な知見を有する株式会社マクニカとの連携により、Boxを活用した生成AI・AIエージェント活用の支援体制を強化し、あらゆる業種・業界におけるお客様の生成AI・AIエージェント活用やデータドリブンな意思決定を支えるAI活用基盤の構築を支援します。


背景
 企業には、データベースで管理される構造化データに加え、文書や画像などの非構造化データが蓄積されています。構造化データは集計や分析に利用しやすい一方、非構造化データには、判断の背景、対応履歴、提案内容、成功事例など、数値だけでは捉えにくい企業独自の知識や経験が含まれています。
しかし、これらのデータは異なるシステムや形式で管理されているため、利用者が必要な文書を個別に探し、業務データと照らし合わせる必要がありました。また、文書に記録された背景情報と業務データを関連付けて生成AI・AIエージェントで利用するには、データ連携と権限管理・ガバナンスの両立が課題となっていました。


本ソリューションの概要
 本ソリューションでは、Boxで管理する契約書、報告書、設計書などの非構造化データと、Databricks上の売上、顧客情報、生産実績などの構造化データを、適切な権限管理とガバナンスのもとで関連付けて利用できる環境を実現します。これにより、企業に蓄積された情報の価値を引き出し、生成AIやAIエージェントによる業務への活用を支援します。
 売上や顧客情報などの構造化データが示す「何が起きたか」という事実と、契約書や報告書、設計書などの非構造化データに蓄積された「なぜ起きたか」「どのように対応したか」という情報を結び付けることで、過去事例の検索や類似案件の分析、業務判断に必要な知見の抽出を効率化します。さらに、Box上の権限情報や機密区分、保持ルールを継承しながら非構造化データを活用できるため、統制された環境で業務の自動化や意思決定の高度化、AI活用基盤の構築を推進します。
 

【活用例】
・過去の提案書や売上実績を関連付けた、営業資料作成の高度化
・品質データと過去の報告書を活用した、不具合原因の分析と再発防止策の検討支援
・規程類やマニュアルを活用した、審査・照会業務の効率化


NSSOLのBoxとDatabricksに関する取り組み
 NSSOLは、コンテンツ管理およびデータ・AI活用の両分野で、お客様の製品導入や活用基盤の構築を支援してきました。コンテンツ管理分野では「Box Gold Partner」を5年連続で受賞し、データ・AI活用分野では「APJ Databricks Partner Award 2024 Innovation Partner of the Year for Japan」を受賞しました。BoxおよびDatabricksに関する取り組みを通じて培った知見と技術力を生かし、データドリブン経営やAI活用基盤の構築を支援しています。


各社コメント
株式会社Box Japan 社長執行役員 佐藤 範之氏
 企業が保有する文書や画像などの非構造化データには、これまでの成長を支えてきた知識や経験が蓄積されています。これらは単なるデータではなく、未来を切り拓く可能性を秘めた源泉です。
今回の取り組みにより、デジタル変革を数多く支援してきた日鉄ソリューションズの高い実装力と、Boxのコンテンツ管理基盤を通じて、企業に蓄積された知見の価値が引き出され、新たな事業機会の創出や持続的な成長につながることを期待しています。
Box Japanと日鉄ソリューションズは、企業の業務変革を支援するパートナーとして関係を築いてきました。今後はさらに、AI領域における協業を一層深化させ、企業が培ってきた強みを成長へとつなげてまいります。

データブリックス・ジャパン株式会社 代表取締役社長 笹 俊文氏
 日本企業は、契約書や報告書、設計書など、データベースの外に蓄積された数十年にわたる組織的な知見を有していますが、それらは日々の意思決定の基盤となる業務データと、ほとんど結びついていないのが現状です。今回の日鉄ソリューションズ社およびBox社とのパートナーシップは、こうしたギャップを解消するものです。
Box社のコンテンツ管理とDatabricksのプラットフォームを組み合わせることで、企業はビジネスに必要なガバナンスとアクセス制御を確保しながら、構造化データと非構造化データを一つのデータとして扱い、そこから洞察を得られるようになります。
日鉄ソリューションズ社とは、日本企業におけるデータとAIの活用を支援する上で、これまで大切なパートナーとして協力してきました。今回のソリューションによって、あらゆる業界のお客様が、自社の情報資産をより良い、より迅速な意思決定につなげられるようになることを楽しみにしております。

株式会社マクニカ ネットワークス カンパニー プレジデント 小林 雄祐氏
 Boxは国内の多くの企業で利用されており、クラウド上には信頼性の高いコンテンツが多数保存されています。しかし、その多くは非構造化データであるため、AI活用の観点では十分に活用しきれていないケースも少なくありません。
企業におけるAIの競争力は、保有するコンテンツやデータをいかに有効活用できるかによって大きく左右されます。一方で、その実現にはデータ連携やガバナンスなど、多くの課題が存在します。
マクニカは、日鉄ソリューションズ株式会社様とともに、お客様が保有する情報資産の価値を最大化し、AI活用を継続的なビジネス成果へとつなげるための基盤づくりを推進することで、日本企業のAI活用を支援してまいります。

日鉄ソリューションズ株式会社 デジタルソリューション&コンサルティング本部 執行役員本部長 法兼 尚志
 このたび、BoxとDatabricksを連携した本ソリューションが、エコシステムソリューションとして認定されたことを大変うれしく思います。
生成AIやAIエージェントの成果を左右するのは、企業の情報資産が、安全かつ的確に活用できる状態にあるかどうかです。本ソリューションは、Boxに蓄積された文書の知見とDatabricks上の業務データを、ガバナンスを担保しながらAIが利用できる「AI-Ready」な環境へ整えることで、Boxの可能性を「保管・共有」から「企業知見を業務価値につなげる」領域へ広げます。
基盤構築はゴールではなく、AIを実業務に組み込み、現場の課題解決、判断の高度化、業務そのものの変革まで実現することが重要です。日鉄ソリューションズは、長年培った業務理解とシステム構築の知見を生かし、お客様ごとに最適な形で価値の実装を支援してまいります。
以上
                                                                                        
▶ Boxの詳細はこちら
 https://www.marketing.nssol.nipponsteel.com/solution/document/box/function/?page=pressrelease

▶ Databricksの詳細はこちら
 https://www.marketing.nssol.nipponsteel.com/solution/data-management/databricks/?page=pressrelease

(参考)Box Gold Partnerを5年連続で受賞
 https://www.nssol.nipponsteel.com/press/2026/20260616_110000.html

(参考)データブリックスのAPJ Databricks Partner Award 2024において「Innovation Partner of the Year 2024 for Japan」を受賞
 https://www.nssol.nipponsteel.com/press/2024/20241031_110000.html


【本件に関するお問い合わせ先】
日鉄ソリューションズ株式会社
デジタルソリューション&コンサルティング本部 営業本部
お問い合わせフォーム

【報道関係お問い合わせ先】
日鉄ソリューションズ株式会社
管理本部 総務部 広報グループ
E-mail:press@jp.nssol.nipponsteel.com


・NS Solutions、NSSOL、NS(ロゴ)は、日鉄ソリューションズ株式会社の商標または登録商標です。
・本文中の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
 

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