秋真っ盛りの京都で、一夜限りの食の祭典 アートアクアリウム城で特製おでんや日本酒を無料で振舞う
元離宮二条城(京都市中京区二条通堀川西入二条城町541、以下、二条城)にて、開催中の『琳派400年記念祭 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~』(以下、『アートアクアリウム城』)では、11月17日(火)に特製おでんや日本酒を数量限定で一般来場客の皆様に無料で振舞う、一夜限りのイベント「ブルーシーフード・ナイト」を開催することが決定いたしました。
本イベントでは、“おいしく、たのしく、地球にやさしく。”をテーマに、海洋自然保護活動を実施するNPO団体「セイラーズフォーザシー」が推奨している「ブルーシーフード」という概念を、おでんや日本酒の振る舞いやトークショーを通して認知促進してまいります。「ブルーシーフード」とは、今比較的豊富なシーフードを意味します。ブルーシーフードを選択する食生活を行うことで、地球温暖化や乱獲によって数量減少の著しい魚介類を保護し、サスティナブル(持続可能)な海洋環境を実現、子供達に美味しいシーフードそして健康な海・健康な地球を受け渡せるようになります。
当日、数量限定で振舞うおでんや日本酒は、この日のために特別にご用意したものとなります。「ブルーシーフード」を使用した数種類のおでんと、京都の100年以上続く老舗酒蔵、増田德兵衞商店や佐々木酒造による日本酒をご提供します。秋真っ盛りの京都で、アートアクアリウム城の神秘的な世界に包まれながら、日本酒を片手におでんを楽しむ粋な夜をお楽しみください。
【琳派400年記念祭 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~】
■ブルーシーフード・ナイト開催概要
開催日時:2015年11月17日(火) 17:00~20:00
場所:アートアクアリウム城内(水戯の舞台、
夜祭りうたげエリア)
主催:一般社団法人セイラーズフォーザシー日本支局
共催:京都市 アートアクアリウム城実行委員会
協賛:David and Lucile Packard Foundation
協力:増田德兵衞商店、佐々木酒造、一般社団法人ミス日本酒
アートアクアリウム城 水戯の舞台で展開する式典では、アートアクアリウム アーティストでありアートアクアリウム城総合プロデューサーである木村英智とセイラーズフォーザシーを設立したデイビット・ロックフェラーJr.氏ご夫妻が登場し、「ブルーシーフード」について、楽しく、わかりやすくトークを繰り広げます。その後、壇上には、特別ゲストとして、京都市長 門川大作氏やアートアクアリウム城の制作にも協力している華道池坊家次期家元 池坊由紀氏などをお招きし、日本酒の樽を皆で鏡開きいたします。
<セイラーズフォーザシーとは>
セイラーズフォーザシーは、2004年にデイビッド・ロックフェラーJr.によって設立された米国NPO団体で、マリンスポーツ愛好家の海洋自然保護に対する責任において、教育を通して地球環境を保全することを目的として活動しています。米国ロードアイランド州ニューポートに本部を置き、日本・ポルトガルに支局を構え、会員は3万人を数えます。
セイラーズフォーザシー日本支局はデイビッド・ロックフェラーJr.を名誉会長に、2011年に任意団体として発足し、2013年に一般社団法人として組織しました。海を愛する有志を中心に、海の恵みを享受するすべての人々と手を携えて、海洋環境の保護教育活動を通して次世代に健康な地球を受け渡す責務を全うするべく、学修の機会を提供するものです。
アートアクアリウム城総合プロデューサー木村英智氏もボードメンバーの一人であり精力的に活動をしています。この度のデイビッド・ロックフェラーJr夫妻を招いてのブルーシーフード・ナイトもその活動の一貫です。
<デイビッド・ロックフェラーJr.>
デイビッド・ロックフェラーJr.は米国ロックフェラー財団の第12代会長で、父、デイビッド・ロックフェラー氏の後継者としてロックフェラー一族の次期総帥に選任されています。ハーバード大学および同大学の法科大学院を卒業後、米国を代表するフィランソロピストとして、環境保護、芸術振興、公教育、慈善活動をはじめ、多岐にわたる分野において優れた非営利活動を展開しています。また、ヨットマンとして40年以上のキャリアを持ち、海洋と人類との新たな共生関係を築く観点から、2004年に海洋環境の保全を目的としたNPO法人セイラーズフォーザシーを設立しました。
<木村 英智>
1972年東京生まれ。株式会社エイチアイディー・インターアクティカ代表取締役、アクアリウムクリエイターズオフィスSrl CEO、アートアクアリウムアーティスト。「アート」「デザイン」「エンターテインメント」と「アクアリウム」を融合させる「アートアクアリウム」という世界を確立し、アクアリウムを用いて美術館でアートとして有料展覧会を開く唯一の存在に。展覧会におけるインテリア、ライティング、映像、音楽、空間構成も自らデザイン・監修し、妥協の無い拘りの作品を発表し続けています。
六本木ヒルズにて夏季に定期的に開催されている「スカイアクアリウム」、金魚に特化し日本的な作品を集めた「アートアクアリウム展 金魚シリーズ」は特に有名で、「アートアクアリウム展」の累計有料入場者は550万人以上の人気を博しています。2014年には京都・二条城で初の屋外展示となる『京都 世界遺産登録20周年記念 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~』を開催。
【琳派400年記念祭 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~開催概要】
『アートアクアリウム城』は“アートアクアリウム”という独自の分野を確立させたアートアクアリウムアーティスト木村英智がプロデューサーを務め、400年以上の歴史を持つ二条城の中でも通常は入場できない夜の時間に、一般非公開の場所となる厳かな空間で開催します。アートアクアリウム展の中でも二条城の会場は唯一の野外展示であり、最大級の規模を誇ります。日本の美のひとつともいえる金魚や錦鯉を中心とした“和の世界のアートアクアリウム”と着物など京都が誇る日本の伝統工芸品を新たな形で昇華、アートとして甦らせ、未来を感じさせる“日本の真の美”を提示します。現代的なアートと技術、歴史的文化・芸術、更には金魚の動きや季節の移り変わりさえをも融合した夜祭は、一瞬として同じ表情を見せることはありません。
今年は『アートアクアリウム城』にて木村が追及するテーマ“REAL JAPANの再興と発信”の元、琳派400年を記念し、アートアクアリウム城から琳派の進化系となる“アートアクアリウム流 琳派”を発信いたします。『アートアクアリウム城』は、作品展示、特別公演、夜祭うたげから構成されますが、どの体験も観賞や飲食の枠を超え、時空を超えて全く新しい究極の日本の美意識を体感できる“アートアクアリウム流 琳派”の体験をお届けいたします。秋の夜長に開催される絢爛豪華なお城の祭典をどうぞ、お楽しみください。(公式HP)
http://artaquarium.jp/exhibition/kyoto2015.php