東武動物公園×JIRCAS(国際農研)によるラマ(リャマ)・アルパカの共同研究をスタート
動物園の枠を超え、世界の食料問題解決と持続可能な未来に貢献します。
東武動物公園(東武レジャー企画㈱、埼玉県宮代町、取締役社長:石附栄一)は、国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS:国際農研)との共同研究として、ラマおよびアルパカの環境適応能力に関する調査を実施します。本取組みは、南米の過酷な自然環境を生き抜く彼らの優れた適応力を解明することで、気候変動が進む現代における「家畜の健康管理」や「持続可能な食糧生産」への貢献を目指すものです。動物園を単なる展示施設ではなく、未来の地球課題を解決するための「生きた学術研究の拠点」と位置付けた、社会性の高いプロジェクトとなっています。
本取組みの詳細は以下のとおりです。
■共同研究の背景と目的
ラマやアルパカは、激しい寒暖差や乏しい食料といった南米の厳しい環境に適応してきた強靭な動物です。本研究では、東武動物公園で大切に飼育されている個体の日々の健康状態や体の変化を詳細に観察・分析します。これにより、ラマやアルパカがどのように環境に適応しているかというメカニズムを明らかにしていきます。
■社会的意義:なぜ動物園が研究を行うのか
動物園には、野生下では困難な「特定の個体を長期間、詳細に観察できる」という大きな利点があります。本研究で知られる知見は、動物たちの飼育管理の向上に役立つだけでなく、将来的には世界の資源が限られた地域における持続可能な畜産業の発展など、地球規模の課題解決に寄与することが期待されています。
■東武動物公園の社会的使命
当園は、命の不思議さを学び、未来へつなぐ場所でありたいと考えています。これからも動物たちの魅力を発信するだけでなく、専門機関との連携を通じて新しい知見を世界に発信し、人と動物が共生できる持続可能な社会の実現に邁進してまいります。
[ラマ(リャマ)】
