10月13日の「世界血栓症デー」に合わせた市民公開講座を大阪・東京で開催

一般社団法人日本血栓止血学会

合計569名の参加者が血栓症への理解を高める 

一般社団法人日本血栓止血学会(理事長:尾崎由基男)は、毎年10月13日の「世界血栓症デー」にちなみ、血栓症を広く知ってもらうための市民公開講座を2015年10月10日(土)に大阪・御堂会館、同12日(日・祝)に東京・よみうりホールにて開催しました。 本市民公開講座では「知って得する血管のおはなし2‐意外と身近なところで起こる! 静脈血栓症って?‐」をテーマとして、いわゆる“エコノミークラス症候群”としても知られる静脈血栓症を中心に、血栓のできるメカニズムや予防法について講演とパネルディスカッションを行いました。 年々、血栓症への関心は高まってきており、第2回目となる本年は、大阪会場で207名、東京会場では362名が参加し、合計569名の皆さまに改めて血栓症について理解を深めていただく機会となりました。 講演では、日本血栓止血学会の専門家により、血栓症になるしくみや予防法がスライドを使ってわかりやすく解説されました。 続くパネルディスカッションでは、「体験者からのメッセージ」として肺塞栓症・深部静脈血栓症友の会の江原幸一氏が血栓症を正しく理解し予防することの大切さを呼びかけました。事前に寄せられた質問に答えるコーナーでは、参加者の方々がメモを取りながら、熱心に専門医の先生の回答に耳を傾ける姿が多く見られました。 また、会場のロビーには災害避難時の血栓症予防に効果があるとして導入され始めている段ボール製の簡易ベッドが展示され、多くの方が使い心地を試していました。 市民公開講座全体を通して、多くの参加者の方々に、血栓症に対する理解度を高めていただきました。

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ