【ダイキン】大空間向け空調機『マルチジェット』新発売

ダイキン工業株式会社

20m先まで届く大風量の気流で、工場、体育館、整備場等の大空間を暑熱対策


 ダイキン工業株式会社は、工場、体育館、整備場など大空間の暑熱対策ソリューションとして、気流の拡散を抑制する当社独自の整流板を搭載し20m先まで風を届ける空調機『マルチジェット』を2026年4月中旬に発売します。本商品は、ビル用マルチエアコン『VRV7』や店舗・オフィスエアコン『machiマルチ』に接続可能で、設置条件や運用環境などに応じた幅広いニーズに対応します。
 
 猛暑の深刻化や労働環境改善のニーズを背景に、業務用空調には熱中症対策や省エネ、安全性への対応が求められています。このような中、工場・倉庫・整備場、体育館などの大空間向け空調では、設置場所の制約や連携出来る室外機が限られているなどの課題があり、十分な風量の確保に加え、設置方法の柔軟性が求められていました。
 
 本商品は、天吊・壁掛・床置の各設置方式や、配管長を最大165mまで対応することで、建物構造や設備配置に左右されにくい空調設計を可能にします。これにより、新設から既存設備の更新まで、施工条件に応じた柔軟な導入を実現します。また、当社のビル用マルチエアコン『VRV7』や店舗・オフィスエアコン『machiマルチ』など、複数機種の室外機と組み合わせて使用できるほか、当社の集中制御機器や、クラウド型空調コントロールサービス『DK-CONNECT』に対応し、工場においては事務所系統の空調設備を含めた一括管理や遠隔監視により、設備管理の効率化と安定運用にも貢献します。
 
 また、室内温度ではなく吹き出す空気の温度を基準に制御する「吹出温度制御」を採用することで、空間全体の温度変化に左右されることなく、必要なエリアに適切な温度の気流を届け、必要以上の電力消費を抑制しつつ、空間での快適な環境づくりに貢献します。
ダイキンは、今後も環境の変化に柔軟に対応し、お客様のニーズに寄り添いながら、現場の課題解決に直結する空調ソリューションを提供していきます。

【商品特長】
◆ 整流板により気流の拡散を抑え、温調した大風量の空気が20m先まで到達
 ・気流の拡散を抑制する当社独自の整流板を搭載し、20m先でも風速1m/s※1の気流の到達を実現。

◆設置方法の柔軟性向上により幅広い設置ニーズに対応
 ・工場や整備場などの天井や壁の空きスペースへの設置を考慮し、天吊、壁掛、床置設置が可能。※2
 ・165mの長配管や、室内ユニットを複数台接続可能な室外機をラインナップ。

◆ 遠隔管理により、省エネ運転や管理の省力化を実現
 ・集中制御機器や、クラウド型空調コントロールサービス『DK-CONNECT』に対応し、空調機の運
  転状況を遠隔管理することで、不要な運転の抑制や適切な調整が可能となり、省エネ運転に貢献。

◆ 吹出温度制御を標準搭載し、過剰な運転を抑制しつつ、適切な温度の気流を供給
 ・通常の吸込温度制御ではなく、吹出温度を制御することで、大空間で必要以上の電力消費を抑制しつつ、 
  適切な温度の気流を供給。

【発売時期】
大空間向け空調機『マルチジェット』
馬力:10馬力
型番:FSXYZ280A
発売開始時期:2026年4月中旬

【商品詳細】
◆ 整流板により気流の拡散を抑え、温調した大風量の空気が20m先まで到達
 
マルチジェットは、整流版に当社独自のハニカムコアを採用し、吹出口と整流板の最適な組み合わせを気流解析により導き出すことで、搭載した大型プロペラファンの気流拡散を抑制し、直進性の高い気流を生み出します。これにより、大風量かつ低圧損の送風を実現し、大空間でも最大20m先まで空調した風を届けます。大空間においても、空調機から離れた場所で作業する人まで、安定して空調した風を届けます。
 
図①:室内ユニットと整流板               
 
 
図②:気流が20m先まで到達している様子
 
図③:気流シミュレーション結果 定常解析で製品上面から見た風速分布(※送風運転時)


◆設置方法の柔軟性向上により幅広い設置ニーズに対応
 工場や倉庫では、製造機械の配置やダクトの取り回しによって空調機の設置場所が限られる中、マルチジェットは、壁掛・天吊・床置の各設置方式に対応しています。さらに、ビル用マルチエアコン「VRV7」や店舗・オフィスエアコン「machiマルチ」と組み合わせて使用できるため、既存のマルチ空調システムを活かし、現場の規模や設置条件に応じた無理のない導入を可能にします。
 
図④、図⑤:天吊、壁掛設置イメージ             
 
図⑥:1台から5台まで複数接続が可能

◆ 遠隔管理により、省エネ運転や管理の省力化を実現
 当社の集中制御機器『インテリジェントタッチマネージャー』やクラウド型空調コントロールサービス『DK-CONNECT』と接続することで、他の空調機器とあわせた一括管理が可能です。運転状況や設定内容を遠隔で把握しながら、稼働時間や運転条件の見直しを行うことで、不要な運転の抑制や運用実態に即した調整を行えます。現場に常駐せずとも効率的な設備管理を実現し、管理負荷を抑えながら、大空間でもムダの少ない省エネ運転に貢献します。
 
図⑦:インテリジェントタッチマネージャー  図⑧:DK-CONNECT

◆ 吹出温度制御を標準搭載し、過剰な運転を抑制しつつ、適切な温度の気流を供給
 従来の吸込温度制御に加え、吹出温度制御を採用し、作業者が「涼しい」と感じる温度の空気を届けることで、中間期の冷えすぎを抑え、快適性と省エネ性を両立します。さらに暖房時には、吹出空気温度の過度な上昇を抑えることで暖気の上昇を軽減し、床面まで気流を届けやすくすることも可能です。また、用途に応じて吸込温度制御へ切り替える※3ことも可能で、体育館など空間全体の均一性を重視した空間にも対応します。また、別売品の吹出口アダプターとダクトを付けることで、より狙った場所へ風を届けることも可能です。※4
       
      図⑨:吹出温度 制御イメージ   図⑩:吹出口アダプター、ダクト接続イメージ


※1 温調モード 送風時
※2    吊り金具は別売品、壁掛設置の必要部材は現地手配となります。
※3    吸込温度制御への切り替えは、設置時に設定可能。運用開始後に切り替える場合は、施工会社等による   
    対応が必要となります。
※4 ダクトは現地調達になります(長さ1mまで)。


 

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