「いいものを、いつの日も、いつまでも。」
ナルミボーンチャイナが50周年を迎えました。
ボーンチャイナをはじめとする上質な洋食器を中心に、食卓周りのライフスタイルを提案する鳴海製陶株式会社(本社:愛知県名古屋市 、代表取締役社長:藤江憲)は、2015年、コア商材であるナルミボーンチャイナの製造50周年を迎えました。
鳴海製陶は1965年、陶磁器業界では「ボーンチャイナに手を出したら身の上を潰す」と言われていた程、作ることが容易ではないボーンチャイナの量産化に日本で初めて成功し、ディナーセットを米国へ向け初出荷をしました。
以来半世紀、ボーンチャイナのパイオニアとして、『“いいものとの出逢い”が作り出す上質で幸せな時間』をお客様にお届けしています。
真摯にものづくりをして食器をお届けしたいという半世紀前からの願いを、いま、あらためて強く深く抱き、過去の製品の中でも特徴的で思い出深いデザインをリファインして50周年を記念する企画品として発売をします。
3月からは全国主要百貨店で、「いいものを、いつの日も、いつまでも。」をテーマに記念企画商品に加え、ナルミボーンチャイナの製造工程DVDの放映や石膏型、転写紙など普段ご覧いただく機会のないアイテムも展開しながらの催事開催を予定してします。
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【ボーンチャイナについて】
高純度の骨灰(ボーンアッシュ)を含んだ高級磁器のこと。18世紀ごろイギリスで作られるようになり、透光性に優れた乳白色の磁器は、長い間製法を秘密にされ、当時の王室や貴族の間で珍重されていました。
「NARUMI ボーンチャイナ」は骨灰を精選された良質な磁器原料(長石、粘土、カオリンなど)に多量に含ませているのが特徴です。高品質な素材を作り出す原料とも言える骨灰ですが、これを加えることによって土に粘りが少なくなり、成形が一般の磁器より難しくなるため、成形されるまでに永年の経験によって計算しつくされた工程が不可欠となります。薄く繊細でありながら丈夫な「NARUMIボーンチャイナ」は、結晶構造が緻密なことが強さの秘密。素材の強さとボーンアッシュの含有率は世界でもトップクラスです。
その滑らかな艶とあたたかみのある白が人の心を惹きつけてやみません。
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