タタ コンサルタンシー サービシズ  第3四半期も堅調な業績を達成:業界をリードする勢いを維持

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社

売上高:前年同期比14.3%増の39億3,000万ドル

- 為替変動の影響を除いた売上高は2.5%増 - すべての事業領域にわたり顧客数を大きく拡大 - 純利益は前年同期比4.4%増の8億7,300万ドル 2015年1月15日、インド・ムンバイ発-ITサービス、コンサルティングおよびビジネスソリューションのリーディングカンパニーであるタタコンサルタンシー サービシズ(本社:インド・ムンバイ、以下「TCS」)は、IFRS(国際財務報告基準)に基づき、2014年12月31日を末日とする2014年度第3四半期の連結決算を発表しました。 第3四半期の財務ハイライト • 営業利益:前年同期比3.9%増の10億6,300万ドル 第3四半期の業務ハイライト • 新規採用者数:16,561人 • 総従業員数:318,625人 • 稼働率:86.7%(トレイニーを除く)、82.1%(トレイ ニーを含む) • 1億ドルを超える規模の新規クライアント:1社 • 5,000万ドルを超える規模の新規クライアント:3社 • 500万ドルを超える規模の新規クライアント:20社 TCSの代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)エヌ チャンドラセカランは第3四半期の業績について、次のように述べています。「一般にIT産業が低迷傾向となるこの四半期にもTCSは好調な業績を維持しました。為替レート固定ベースでは、米国、欧州、および中南米や中東アフリカを初めとする新興市場において大きな成長を達成しました。一部の業界セクターでの季節的な需要減退を克服するうえでは、TCSの多様化した業界ポートフォリオと複数の主要市場にわたるプレゼンスが貢献しました。」 さらに、「第3四半期における進展を基盤として、今会計年度において業界をリードする成長の達成に向けて順調に進んでいます。デジタル、シンプリフィケーション、およびガバナンスなどの分野では、デジタル技術の活用が当然となった経済においてお客様との密接な連携を通じてお客様の成功のための準備を支援します。」とコメントしています。 TCSのCFO(最高財務責任者)ラジェシュ ゴピナタンは、「為替レートの大幅な変動がドル建ての売上高に影響を及ぼしましたが、引き続き業務の規律と厳格さを維持すると共に、人材、ケイパビリティ、およびインフラストラクチャーへの投資を一貫して進めています。」と述べています。 第3四半期の成長には通信、ハイテク、およびライフサイエンスをはじめとする業界が牽引役を果たしました。欧州ではこの市場への投資を推進源として最大の成長を遂げ、また北米でも成長を達成しました。新興市場の中では中南米と中東アフリカが大きく成長しました。サービス別ではグローバルコンサルティング、資産活用ソリューション、インフラストラクチャーサービス、およびアシュアランスサービスが最も成長しました。 第3四半期の主な契約案件 • 大手飲料企業からグローバルなインフラストラクチャー運営のための専用クラウド構築と管理を受注しました。 • 英国のミューチュアルファンドからアプリケーションポートフォリオ管理のための優先的テクノロジーパートナーに選ばれました。 • 大手医薬およびヘルスケア企業から、SAPへのグローバルな移行イニシアティブ展開のための戦略的パートナーに選ばれました。 • インドの大手金融機関から、TCS BaNCSを使ったフルサービスのデジタルバンキング導入を受注しました。 • 欧州有数の航空会社から、将来的な業務運営を変革するためのビジネス統合プラットフォームの管理を受注しました。 • 北米有数の資産および損害保険会社のひとつから、複数の業務の基盤となっているアプリケーションポートフォリオの近代化、合理化、および簡素化する戦略的パートナーに選ばれました。 • 中南米最大の銀行のひとつから、ペイメント業務デジタル化と規制コンプライアンスを目的としたイニシアティブの戦略的パートナーに選ばれました。 デジタルサービスとソリューション関連の主な契約案件 • 英国有数の銀行のひとつから、社内データと顧客提供データを統合し、AI(人工知能)を使った推論を行うための、コラボレーションベースのソーシャルプラットフォーム構築を受注しました。 • 世界有数の保険会社から、リスクに関する従業員の認識を高め、ソーシャルな学習とゲーミフィケーションを使ってクレームを削減するプロジェクトを受注しました。 • 世界最大規模の発電および水処理機器企業から、クラウド導入と成熟に必要な期間を短縮することを目的としたコンサルティングサービスを受注しました。 • 米国の金融サービスグループから、急速に変化する消費者ニーズに容易に対応できるよう、企業のインフラストラクチャーをモデルベースのアプリケーションプログラミングインターフェイスに変えるプロジェクトを受注しました。 • グローバルなハイテク企業と、ビッグデータとモビリティプログラムを管理する数百万ドル規模、複数年度の契約を締結しました。 • 欧州有数の航空会社から、マルチチャンネルのカスタマーエクスペリエンス、パーソナライゼーション、およびターゲットマーケティングを提供するため、同社のカスタマーエクスペリエンスラボの優先的パートナーに選ばれました。 • オーストラリア有数の金融サービスプロバイダーから、TCS Knome(TM)製品を使ってハイパー接続されたソーシャルコラボレーションを実現するプロジェクトを受注しました。 • 北米有数の銀行から、クリエイティブデザインのためのセンターオブエクセレンス強化を受注しました。 • グローバルな小売企業から、複数のチャンネルに統一された顧客アナリティクスを取得する案件を受注しました。 • 英国有数の銀行から、次世代の消費者向けモバイルアプリケーションを構築するための、モビリティおよびユーザーエクスペリエンス分野のプライムパートナーに選ばれました。 • 世界有数の銀行のひとつから、カード交換ソリューションの簡素化を目的とするHadoopベースのビッグデータハブ構築を受注しました。 イノベーションと知的財産: 2014年12月31日現在、TCSは当四半期に申請した121件を含めて2,081件の特許を申請中で、これまでに175件の特許を取得しています。 人材関連 :新規採用者数16,561人、純増4,868人 TCSは事業拡大を支えるため、採用活動を継続しました。第3四半期末現在の連結ベースの総従業員数は318,625人となりました。稼働率(トレイニーを除く)は86.7%、トレイニーを含む稼働率は82.1%となりました。離職率(直近12カ月)は13.4%でした。 エクゼクティブバイスプレジデント兼グローバル人事部門最高責任者のアジョイ ムカージーは次のように述べています。 「稼働率を高めるための取り組みを通じ、トレイニーを除いた場合の稼働率は86%、トレイニーを含めた場合は82%を超える水準を達成しています。事業の好調な成長を支えるための採用を継続しており、今会計年度の目標採用数を超える見込みです。」 受賞と認定: ビジネスリーダーシップ: • Economic Times Awards 2014にて「Company of the Year」を受賞 • ニューヨークで開催された2014 Diversity and Inclusion(DANDI)にて「Top Workforce」に選出 • Data Security Council of India(DSCI)から「Excellence in Information Security in the IT Service (Large)」を受賞 • ドイツ-インド間の経済関係への卓越した貢献を表彰される • 「Australian Service Excellence」を受賞 • 2014 International Business Awards(IBA)にて「Best Human Resources Department of the Year」として「Gold Stevie」賞を獲得 • TCS UK & Irelandは8th Annual HR Network National Awards 2014にて、IT Futures Programmeに対して「Corporate Responsibility Award of the Year」を受賞 • TCS UKが才能と人材への投資に関して表彰を受ける   o Investors in Peopleからは「Gold」レベルの認証   o Chartered Institute of Personnel and Development(CIPD)Awardsにて「Best Rewards and Benefits Initiative」分野を受賞 • TCS BaNCSは2年連続でBest Custodyの「Global Custodian」を受賞 • XXI ICT Business Awardsにて2014年度のインド「Top Telecom Software, Solutions & Consulting Company Award」を受賞 • Canadian HR Awardsにて「Best Use of Technology」を受賞 • インドのコチン経済特区にて「Export Excellence Award – IT & ITES」を受賞 パートナー: • Hitachi Data Systems(HDS)APAC GSI Summit 2014にて3つの賞を受賞 • 2014 Oracle Excellence Awardにて「Specialised Partner of the Year – Middle East」に選出 • NXP Semiconductorsから「Best Supplier for Indirect Services」を受賞 • TESTA 2014サービスにて「Leading Vendor Award for Quality Assurance(QA)and Testing services」に選出 サステナビリティ: • TCSはThe A List: The CDP Climate Performance Leadership Index 2014にて、気候変動に対する企業活動の世界的リーダーとして認められる リーダーシップ: • エヌ チャンドラセカラン:Business Todayから「Best CEO」と「Best CEO of IT & ITES - Large Companies」を受賞 タタ コンサルタンシー サービシズ(TCS)について タタ コンサルタンシー サービシズは、世界の企業を顧客として他の企業では匹敵することのできない確実さをもって真の結果を提供する、ITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCSはコンサルティングを基盤とし、IT、BPS、インフラストラクチャー、エンジニアリング、およびアシュアランスサービスを総合的に提供しています。これらは卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS独自のグローバル・ネットワーク・デリバリー・モデル(Global Network Delivery Model(TM))を通じ、提供されています。TCSはインド最大の工業コングロマリット(複合企業体)であるタタグループに属し、318,000人を超える最高のトレーニングを受けた人材を世界44か国に展開しています。2014年3月31日を末日とする会計年度の売上高は134億米ドルに達し、またインドの国立証券取引所とボンベイ証券取引所に上場しています。TCSの詳細については www.tcs.com をご覧ください。

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