ブリヂストンの交通安全活動が「Prince Michael International Road Safety Award」を受賞
世界各地での交通安全推進への貢献とその姿勢を評価
ブリヂストンは、グローバルに展開する交通安全活動が評価され、「Prince Michael International Road Safety Award」を受賞しました。1987年に英国で設立された同賞は、毎年、世界中の優れた交通安全の取り組みを表彰するものです。当社グループのブリヂストン交通安全プログラム「Bridgestone Road Safety Program(以下、BRSP)」における、NGOに対する戦略的支援と、従業員の積極的な参加が認められ、当社の交通安全に対する貢献とその姿勢が高く評価されました。ブリヂストンはタイヤメーカーとして、安心・安全なヒトとモノの移動を支えていくために、交通安全を世界共通の重要な課題と捉えています。また、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の一つである「ターゲット 3.6 2030年までに道路交通事故による死傷者数を半減させる」の達成に向けて、企業にも貢献が求められています。BRSPは、約150の国と地域で事業展開するブリヂストンのネットワークを活かし、グローバルで相乗効果を生み出すプログラムの一つとして2023年に設立されました。「Life is a journey. Let’s make it a safe one.」というスローガンのもと、以下の4つの主要分野に注力し、ドライバーや子供たちへの交通安全教育や、NGOを始めとするパートナーとの共創など、世界各地で具体的な取り組みを展開しています。
■主要分野
Safer Mobility:タイヤ技術とサステナブルなモビリティソリューションを活用し、安全性を向上
Safer Communities:すべての道路利用者を対象に、交通安全教育と啓発活動を実施
Safer Roads:政府や地域社会との連携を通じて、道路インフラを改善
Employee Engagement:世界各地の従業員が地域社会で、積極的に交通安全に貢献することを奨励
また、当社は、国連交通安全基金(United Nations Road Safety Fund、以下UNRSF)へ2022年から2025年の4年間で総額100万米ドル(約1億3千万円)の寄付も実施しています。※2当社固有の活動に加え、UNRSFとのパートナーシップを通じて、グローバルで交通安全を更に加速させています。
■世界各地での取り組み例
生徒や教員の交通安全に関する知識の向上と行動の改善、スクールゾーンの安全調査の実施、インフラ整備の促進、ブリヂストン従業員による交通安全の呼びかけ等の取り組みを通じて交通安全ソリューションを提供しています。
ブリヂストンは、今後もBRSPにおける交通安全の推進への貢献とコミットメントを通じて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」※3で掲げる「Ease:より安心で心地よいモビリティライフを支えること」と「Empowerment:すべての人が自分らしい毎日を歩める社会づくり」にコミットしていきます。
※1 BSAPIC:アジア・大洋州・インド・中国を統括する戦略的事業ユニット
※2 ブリヂストン 国連交通安全基金への支援を通じて、グローバルでの交通安全活動に貢献 (https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2022071301.html)
※3「Bridgestone E8 Commitment(ブリヂストンイーエイトコミットメント)」
ブリヂストンは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンの実現に向けて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment (https://www.bridgestone.co.jp/corporate/manage/policy/commitment/)」を制定しました。これを未来からの信任を得ながら経営を進める軸とし、ブリヂストンらしい「E」で始まる8つの価値(Energy、Ecology、Efficiency、Extension、Economy、Emotion、Ease、Empowerment)を、ブリヂストンらしい目的と手段で、従業員・社会・パートナー・お客様と共に創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。