北海道千歳市で総務省の「令和6年地域デジタル基盤活用推進事業(実証事業)」を実施

ソニーワイヤレスコミュニケーションズ株式会社

ソニーワイヤレスコミュニケーションズ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:大津 康治、以下:SWC)は、総務省の「令和6年地域デジタル基盤活用推進事業(実証事業)」※1に採択されました。
本案件で、SWCは北海道千歳市で「新千歳空港(運営:北海道エアポート株式会社)を起点とした周辺地域の観光振興に資する実証事業」を開始します。

SWCは本事業を通して、地方空港を軸とした「地方都市の観光振興」、及び「空港業務の省人化」の実現性を検証します。
実証事業の概要は下記の通りとなります。

実証概要
 実証場所:新千歳空港(北海道千歳市美々)
 実証期間:2024年12月10日(火)~16日(月)/2025年1月24日(金)〜30日(木)
      ※2024年12月12日(木)、2025年1月27日(月)は実証無し。
 実証時間:10時~18時
 実証内容(予定):
  1.空港利用者の行動データ取得および蓄積、行動データ基盤と行動解析エンジンの構築、
   行動解析データの活用
  2.案内支援・荷物運搬ロボットを活用したオペレーションの省力化
  3.空港利用者の属性に合わせた観光コンテンツ提供・周辺地域の観光振興支援
  4.案内型自動走行車を活用した移動時の体験価値向上・空港利用者満足度の向上
   ※案内型自動走行車については1月のみ走行します。(12月の実証無し)


参考:総務省「「地域デジタル基盤活用推進事業」―『実証事業』 二次公募の結果―」
リンク:https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000403.html

※1:「令和6年地域デジタル基盤活用推進事業(実証事業)」では、国が掲げる「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて、地方公共団体などによるデジタル技術を活用した地域課題解決の取り組みを総合的に支援します。実証事業では、新しい通信技術(ローカル5G、Wi-Fi HaLow、Wi-Fi6E/7等)を活用して地域課題の解決を図る先進的ソリューションの実用化に向けた社会実証の取り組みを支援します。


【実証内容(予定)】
1.空港利用者の行動データ取得および蓄積、行動解析エンジンの構築、行動解析データの活用
カメラで撮影した画像等を基に空港利用者のデータを取得し、行動解析エンジンを構築する。構築した行動解析データを活用し、提供サービスの価値向上・効率性向上を図る。
(協力企業:Iroribi株式会社)

2.案内支援・荷物運搬ロボットを活用した空港業務の省力化と空港利用者への観光案内
1.で構築した行動解析データと案内支援・荷物運搬支援ロボットを複数台使用し、手助けが必要な人の判別・遠隔からのサポートを行う。応対時の状況を記録して解析することで、利用者ニーズの顕在化・利用者のサポートに係るオペレーションの省力化を図るとともに、観光案内等、サービス品質の向上を目指す。
(協力企業:avatarin株式会社)

3.空港利用者の属性に合わせた観光コンテンツ提供・周辺地域の観光振興支援
1.で構築した行動解析データとデジタルサイネージを使用し、空港利用者の属性に合わせた観光関連コンテンツを提供する。「ローカル5G通信」を活用したリアルタイム情報配信等のコンテンツ提供を行うことで、周辺地域への周遊性向上・観光振興への貢献を図る。
(協力企業:Iroribi株式会社/株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ)

4.案内型自動走行車を活用した施設内移動時の体験価値向上・顧客満足度向上
1.で構築した行動解析データと案内型自動走行車を使用し、空港施設内の移動サポートを行う。移動時には3.同様に利用者の属性に合わせた観光コンテンツを車内・車外に表示することで、移動時の体験価値向上や顧客満足度の向上を狙う。
(協力企業:ソニーグループ株式会社/株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ)

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