企業の業務効率化を支援するコンテンツ管理サービス「DocuWare オンプレミス版」をPFUが国内で初めて販売開始

株式会社PFU

株式会社PFU(代表取締役社長:村上 清治、以下PFU)は、企業の業務効率化を支援するコンテンツ管理サービス「DocuWare」のオンプレミス(注1)版を2024年12月3日より販売開始します。オンプレミス版は、「DocuWare」の国内正規一次販売店であるリコージャパン株式会社との合意に基づき、PFUが日本国内で初めて販売します。

「DocuWare」は、株式会社リコーのグループ会社である独ドキュウェア社(DocuWare GmbH)が開発したコンテンツ管理サービスです。企業の文書管理とワークフローの自動化を実現し、基幹システムとのシームレスなデータ連携も可能な、DXを加速するサービスとして、100ヵ国以上、19,000社以上、50万ユーザー以上のお客様に導入されています。また、国内においても、ご導入いただいたお客様から「モダンなUIで直感的な操作性」「検索機能が優れている」「カスタマイズ性が高い」などの評価をいただいています。

PFUでは2024年4月11日よりクラウド版のライセンスを販売していますが、本オンプレミス版では、自社のプライベートクラウド環境など既存の自社インフラを活用されたいお客様、自社のセキュリティポリシーによってデータを外部に出せず社内で厳重に管理する必要のあるお客様など、これまでクラウドサービスの導入が難しかった多くのお客様のニーズにお応えすることが可能となります。クラウド版で評価いただいた豊富な機能や業務効率化の効果をオンプレミス版にも広げることで、例えば、窓口申請業務から、申請書面の転記や押印による決裁業務を排除し「問合せ回答時間の短縮」「審査業務のスピードアップ」「職員の業務負荷軽減」などを実現できます。

PFUには、書類のデジタル化からドキュメント管理に至るまで、200社以上のお客様に業務改善とシステムを提供してきた実績豊富なプロフェッショナルSEが多く在籍しており、お客様のニーズに合わせて最適なシステム構成をご提案することも可能です。お客様の厳格なセキュリティポリシーを遵守しながら、お客様システムと業務プロセスを連携させて、より高いレベルの業務効率化を実現します。

背景
近年、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進展しています。DXの推進に伴い、企業は業務効率の向上やコスト削減を目指して、さまざまなクラウド型のITソリューションを導入しています。その中でも、文書管理とワークフローの自動化は、企業の競争力を高める重要な要素となっています。

クラウド環境は、初期投資を抑えつつ、迅速な導入、スケーラビリティの確保やリモートワークの実現などを提供するため、多くの企業にとって魅力的な選択肢です。しかし、自社のセキュリティポリシーによってクラウド環境を利用することが難しいお客様や、自社インフラを活用したいお客様も多くいます。
そこで、PFUはDocuWareオンプレミス版をリリースします。オンプレミス環境は、データを自社内で管理するため、厳格なセキュリティポリシーを遵守しながら、クラウド環境で提供される先進的な業務効率化機能を利用することができます。
また、企業のITインフラにおいては、柔軟性とカスタマイズ性が求められています。オンプレミス版DocuWareは、企業のニーズに応じたサイジングやサーバー構成、基幹システムとの連携方式を提案できるため、より高いレベルの業務効率化を実現します。

商品概要
■「DocuWare」とは
DocuWareはドキュメントを用いた業務処理をデジタル化するのに適したソリューションです。請求書処理、受注処理、契約書管理、稟議申請/起案、品質保証/技術の管理など、文書が介在する企業内の重要な業務プロセスの効率化を実現します。

■業務効率化を強力に支援する豊富な機能
例えば、請求書処理業務であれば、郵送やダウンロードサイトなど紙と電子が混在する煩雑な請求書の処理フローを、豊富な取り込み機能で電子に1本化でき、紙と押印リレーによって時間がかかる申請・承認業務をワークフロー機能ですばやく完了できます。大量のドキュメントから必要な情報を迅速に抽出できる高度な検索や全文検索、会計システム画面上からDocuWareにある請求書データをワンタッチで検索表示できるなど、先進的なシステム連携機能で、問合せ業務や監査業務の大幅な効率化も可能となります。

■DocuWareオンプレミス版を選ぶメリット
今回販売開始するオンプレミス版では、お客様がDocuWareの運用環境(物理サーバー、IaaS環境、プライベートクラウドなど)を自由に選ぶことができ、利用ニーズに応じたサイジング、サーバー構成、基幹システムとの連携方式などを最適にご提案することが可能です。また、PFUのプロフェッショナルSEが、事前検証から導入、運用、ご要望の機能追加に至るまでご支援する「DocuWare導入サービス」で、お客様のご要件に応じ、最適なサービスを提供します。

さらに、オンプレミス版では、同時接続ライセンスの利用や、ご利用いただく機能に絞ってライセンス購入が可能です。ご要件やお客様がお持ちの既設環境などの条件により、クラウド版よりもコストダウンが図れます。
 

オンプレミス版の特長
1. お客様のセキュリティポリシーを遵守
オンプレミス版では、企業内のサーバーでデータを管理できるため、データの保管方法や設置場所をポリシーに応じて柔軟に対応できます。また、DocuWareサーバーと連携するサーバー間のデータ通信経路をプライベートネットワークのみに限定することや、お客様都合に合わせたセキュリティアップデート計画、サービスレベルのコントロールなどを実現します。

2.柔軟なカスタマイズ
お客様のニーズに合わせてシステムをより柔軟にカスタマイズできるため、業務プロセスに最適なソリューションを提供します。API連携により、既存のオンプレミス環境にある基幹システムとの連携も容易です。これにより、お客様は独自の業務ワークフローを構築し、業務効率を最大化することができます。

3. ハイパフォーマンス
オンプレミス環境での運用により、ネットワーク遅延を最小限に抑え、高速なデータ処理が可能です。これにより、業務効率が大幅に向上します。特に、大量のデータを扱う製造業や流通業などにおいて、その効果は顕著です。

価格・システム構成例
【 システム構成例 】

【 価格例 】利用ライセンス×15、OCR機能選択 の場合(税別)
  初年度 次年度以降
ライセンス \4,764,000 \821,000
DocuWare導入サービス ご要件に応じ、別途御見積り ご要件に応じ、別途御見積り

DocuWare導入サービスの詳細は、「DocuWare製品ページ( https://www.pfu.ricoh.com/docuware/ )」をご確認ください。

システム要件
※サーバー、OS、ミドルウェアなどはお客様にてお手配いただきます。ご不明な点はお問合せください。

販売開始日
・DocuWareおよびDocuWareロゴは、DocuWare GmbHの商標です。
・その他記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


注釈
注1:オンプレミス(On-Premises):オンプレミスとは、ソフトウェアやデータを企業の自社内に設置されたサーバーやコンピューターで運用する形態を指します。これには、企業が自社内で管理するプライベートクラウドも含まれます。オンプレミス環境では、企業はデータの管理やセキュリティを自社で直接コントロールできます。
注2:略称(AP:アプリケーションサーバー、DB:データベースサーバー、WEB:WEBサーバー)

関連リンク
・ドキュメント業務デジタル化サービス(https://www.pfu.ricoh.com/rm/docdigital/
・DocuWare(https://www.pfu.ricoh.com/docuware/
・OnBase(https://www.pfu.ricoh.com/onbase/
・あんしんエビデンス管理(https://www.pfu.ricoh.com/rm/anshinrm/
・トータルキャプチャーサービス(https://www.pfu.ricoh.com/si/di/ptcs/
・DynaEye 11(https://www.pfu.ricoh.com/dynaeye/product/dynaeye11/
・RICOH fi Series(https://www.pfu.ricoh.com/fi/
・ScanSnap(https://www.pfu.ricoh.com/scansnap/

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