公益財団法人 日本英語検定協会 (理事長:松川孝一、所在地:東京都新宿区、以下、「英検協会」)が、学校法人 上智学院 (理事長:高祖敏明、所在地:東京千代田区、以下、「上智大学」)と共同開発しました、4技能型アカデミック英語能力判定試験「TEAP(ティープ)」(Test of English for Academic Purposes、以下、「TEAP」)に関しまして、今年度(2014年度)の総申込者数が10,000人を超えたことをご報告いたします。
検定回次:志願者数
第1回(7月20日実施):2,928名
第2回(9月20日実施):3,518名
第3回(12月14日実施):3,621名
合計:10,067名
今年度から試験実施を開始しましたTEAPですが、第1回試験では全国の7都市(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)の各会場でまずはReadingとListening の2技能でスタートし、続く第2回試験からWritingを加えた3技能試験として、さらに、今月12月14日(日)におこなわれます第3回試験からはSpeakingを加えた4技能試験となります(注)。来年度2015年度からは全国で4技能試験として受験いただけます。
(※注:第2回、第3回試験とも東京、名古屋会場のみでの実施となります。)
主な特徴につきましては次頁をご参照願います。
現在、大学入試に4技能(「聞く」・「話す」・「読む」・「書く」)を評価できる、外部の資格・検定試験を導入する動きがいよいよ本格化しつつあります。そんな中、「TEAP」は、約5年の歳月をかけて英検協会と上智大学がそれぞれ培った英語教育の知見を結集させて開発したテストであり、4技能をバランスよく測定する国産テストの中心的存在に位置づけられるものとして、今年度の総申込者数に注目が集まっておりました。
以上、11月25日の第3回試験の申し込み終了を受け、急遽、速報として、今年度2014年度のTEAPの総申込者数をご公表させていただきました。
「TEAP」の主たる特徴
1.学習指導要領で求められる高等学校での英語学習を踏まえた問題設計となっています。
2.複数回チャレンジする機会があるため、受験者は各大学が設定する「TEAP」の出願基準をクリアすれば入試日に英語の試験を受験する必要はありません。大学側も受験者のより正確な学力を基準に選考できます。
(※出願基準等は「TEAP」をご採用の各大学にお問い合わせください。)
3.「TEAP」の結果通知は、受験者の英語力向上のための効果的なフィードバックがされています。
4.大学で学習・研究する際に必要とされるアカデミックな場面での英語運用力(英語で資料や文献を読む、英
語で講義を受ける、英語で意見を述べる、英語で文章を書く…等)をより正確に測定します。
5.日本の英語学習者の弱点とされる、「Speaking」と「Writing」におきまして、世界的権威のひとつとされる英国・ベッドフォードシャー大学の研究機関、CRELLA(Centre for Research in English Language Learning and Assessment)にその監修を仰ぎ、その質は世界的な基準を満たしたものです。
6.「Speaking」において面接形式を採用しており、受験者と面接官とのやり取りにより、本来グローバル人材に必要とされる双方向でのコミュニケーション能力を的確に測定します。
※詳細につきましては、TEAPウェブサイト <www.eiken.or.jp/teap/> をご高覧願います。
公益財団法人 日本英語検定協会は、「実用英語の普及と向上」を目的に1963年に設立されました。以来、“英検”の名称で親しまれている実用英語技能検定の実施・運営のほか、児童向けの「児童英検」やビジネスパーソン向け英語能力テスト「BULATS(ブラッツ)」、留学・海外移住のための英語運用能力試験である「IELTS(アイエルツ)」、さらには英語教育に関する優秀な研究企画に助成金を交付する「英検研究助成金」制度など、実用英語の普及・向上に向けた様々な取り組みを展開しております。2012年4月、内閣府からの認定書交付を受けて正式な団体名称を「公益財団法人日本英語検定協会」に改めています。
英検協会ウェブサイト:http://www.eiken.or.jp/
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公益財団法人 日本英語検定協会
広報マーケティング室 皆川英明
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