今年、開園170年を迎える水戸の偕楽園では、2月18日(土)から3月31日(土)まで、偕楽園および弘道館公園において、「偕楽園開園170年記念 第116回水戸の梅まつり」を開催します。
日本三名園のひとつに数えられる水戸の偕楽園では、約100品種3,000本、弘道館では約60品種800本の梅の花が咲き誇ります。様々な品種があるため「早咲き」「中咲き」「遅咲き」と長期間にわたり観梅を楽しむことができ、毎年多くの観光客で賑わいます。
昨年は、開催期間中に発生した東日本大震災により、偕楽園も被災し、会期途中での閉園を余儀なくされましたが、茨城県民主体の募金活動が行われるなどし、梅まつりを前に全面復旧いたしました。
偕楽園の梅林は、環境省選定の「かおり風景100選」にも選定されています。梅花の香りは、雨上がりと早朝の朝霧の残る時が一段と香るといわれ、緑深い木々や湖に囲まれた偕楽園だからこその味わいもご堪能いただけます。また、2月24日(金)~3月11日(日)は、「偕楽園 光の散歩道」と題して日没からライトアップが行われ、昼間とは違った幻想的な夜の梅の美しさをお楽しみいただけます。
さらに、3月3日(土)には、一年に一度、一夜限りのお祭り、「第7回夜梅祭(よるうめまつり)」の開催も決定しました。キャンドルディスプレイやナイトウォークのほか、フィナーレは心に響く水戸の花火で締め括ります。
季節やわらぐ早春にちらほらと咲き出す花々が、少し早い春の訪れを告げてくれます。早春の香りに誘われて花の旅に出かけませんか。