JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、5月21日(水)、旧松尾鉱山新中和処理施設(以下、新中和処理施設)においてJOGMECエコツアーを開催しました。
このエコツアーは、資源開発と環境保全両面の重要性をより多くの方々に理解してもらうために、鉱害防止支援事業の一環として平成19年より開催しています。今回は岩手大学人文社会科学部の学生と教授等15名の方に参加頂いての開催となりました。
エコツアーでは、まず初めに松尾歴史民俗資料館にて松尾鉱山の歴史を学ぶことで、鉱山開発の様子や鉱山開発が周辺地域に莫大な利益をもたらしていた様子を理解してもらいました。その後、JOGMECが運営管理している新中和処理施設において、強酸性坑廃水を中和処理している現場を実際に見学し、北上川の清流化に多大な貢献を果たしている同施設の重要性を理解してもらいました。
最後に、資源の利用や開発、環境保全についての講演を行い、産業における金属鉱物資源の重要性や資源開発が環境に与える影響について、菱刈鉱山の鉱石を手に取りながら学んでもらいました。また、メタンハイドレートを用いた燃焼実験を併せて行い、エネルギーについても認識を深めてもらいました。
■ 旧松尾鉱山新中和処理施設の概要
同施設は、昭和57年から運転を開始し、32年間無事故で運転を続け、北上川の清流を守り続けています。
http://www.jogmec.go.jp/mp_control/matsuo_mine_001.html?mid=pr_140527
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_01_000058.html?mid=pr_140527
JOGMECは日本の資源・エネルギーの安定供給確保を使命とし資源に関わる様々な業務に携わっています。
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