SOMPOケアが、デジタル接点の成果創出ソリューション「UXグロースOps」を導入

在宅ケア支援アプリ「ケアエール」利用者のウェルビーイング実現を支援

株式会社ビービット(本社:東京都千代田区、代表取締役:遠藤 直紀、以下「ビービット」)は、SOMPOケア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:鷲見 隆充、以下「SOMPOケア」)がデジタル接点の成果創出ソリューション「UXグロースOps」を導入し、SOMPOケアが提供する在宅ケア支援アプリ「ケアエール」のUXグロース活動を開始したことを発表します。「ケアエール」のユーザ体験向上を通じて、ケアが必要なご本人とケアラー(※)を含めた周囲の人々のウェルビーイング実現を支援していきます。
※ケアラー:介護や看病、療育が必要な家族や近親者を無償でサポートする方を指します。

超高齢社会のウェルビーイングを実現するSOMPOケアの新規事業「ケアエール」

世界に類を見ない超高齢社会を迎えている日本では、高齢者やその周りの人々が自分らしく生きることができるウェルビーイングな社会づくりが求められています。政府が掲げる新しい社会Society5.0に向けた施策の一つとしても、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるためのサポート体制「地域包括ケアシステム」の構築が推進されています。

そうした中、SOMPOグループの介護事業を担うSOMPOケアは、「介護の未来を変えていく」というスローガンを掲げ、高齢者が安心して暮らせる持続可能な社会の実現を目指し、さまざまなサービスを提供しています。

SOMPOケアが新規事業として2022年4月にリリースした在宅支援アプリ「ケアエール」(※)は、ケアが必要なご本人を中心にした、家族や友人、担当のケアマネジャーや医師などの関係者を含めたコミュニケーションプラットフォームです。ご本人の体調や心情、生活の様子などを動画や音声を活用しながら気軽に共有することができます。
※「ケアエール」について:https://careyell.com/

2022年10月には、無理なくつながり、使い続けることができる工夫が評価され、グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞。また、福島県会津若松市などで行政や介護サービス事業者と連携して進めてきた地域の課題への取り組みが評価され、2023年1月には内閣官房が主催する「冬のDigi田甲子園」で内閣総理大臣賞の候補に選ばれ、国民によるインターネット投票において8位となりました。


ユーザ行動がわからず、サービス提供者側の目線に偏った改善施策に

高いデザイン性を持つ「ケアエール」ですが、より多くのユーザに日常的に使ってもらうためには、リリース後も継続してユーザ体験の改善を続けること(UXグロース)が必要不可欠です。

これまでの改善活動では、定量的なアクセス解析ツールによる分析や自社で使用者へのインタビューを実施していましたが、それではユーザの実際の状況や行動の把握ができず、十分な仮説検証ができない状況でした。その結果、ユーザではなくサービス提供者側の目線での施策に偏りがちでした。


UXのプロによる伴走支援で、再現性のある業務構築を支援

そうした課題を解決するため、ユーザ一人ひとりの実際の行動データをもとに専門家の伴走支援を受けながら、スピーディかつ効果的にサービス体験を改善することができる「UXグロースOps」の導入が決定されました。

「UXグロースOps」は、UX改善によって企業のデジタルサービス(アプリやWebサイト等)の利用継続率を向上させLTV最大化を実現する業務支援サービスです。UXグロース活動の全プロセスの伴走から定期的なレポーティングまで、UXのプロフェッショナルによる多様な支援メニューを用意しています。

今回ビービットは、継続的な成果創出を目的に「ケアエール」のユーザ体験に関する具体的な提案を行いながら、SOMPOケアが自社でUXグロースのPDCAを回せるようナレッジ蓄積の支援をしています。

<今回の支援内容>
  • ユーザ分析・施策立案の伴走支援
    • 複数の改善テーマを設定し、月1回ほどのペースでUXのプロフェッショナルが課題分析し具体的な改善策を提案。
  • UXグロース業務のナレッジ蓄積支援
    • 伴走支援およびレクチャーを通じて、SOMPOケア内のUXグローススキル向上・業務定着を支援。
  • 「USERGRAM(ユーザグラム)」の導入・運用支援
    • ビービットが提供するユーザ行動を計測・分析するクラウドサービス「USERGRAM」を導入し、一人ひとりのアプリユーザの行動データの可視化を実現。


UX向上によりデータを蓄積し、さらなるユーザ価値に還元

SOMPOケアは、「ケアエール」を通じて在宅ケアの生活情報などをデータとして蓄積しながら、さらなるサービス体験改善に還元していこうとされています。

「ケアエール」を地域包括ケアシステムの支援サービスとしてより進化させるため、スマートシティ関連サービスとの連携が開始され、その一歩として昨年より会津若松市でデジタル防災システムとの連携がスタート。また、5月には介護事業所向けの有償版サービス「ケアエールPRO」(※)が提供開始となり、本サービスに関しても引き続きビービットがUXグロース支援を行います。
※「ケアエールPRO」について:https://careyell.com/pro/

今後もビービットは、「役に立つことがビジネスの主目的となった一兆スマイル社会」を目指し、SOMPOケアのユーザ体験価値の向上を支援してまいります。



お客様からのコメント
SOMPOケア株式会社
経営企画部
韓 承娥 様

「ケアエール」は、人々のウェルビーイングを向上させる多くの可能性を持ったサービスです。
一番喜んで使っていただいているのは、別居家族です。遠方に住んでいるなどの理由で今まで関わりたくても関わり方がわからずにいた別居家族にとって、離れていても大切な人の体調や生活の様子がリアルタイムでわかり、他の関係者とも容易に連携できるようになったことが安心につながっているようです。
ケアが必要なご本人にとっても、家族やケアマネジャーなどから声がけが増え、「ケアエール」を通じて見守られている安心感を得てくださっています。
また、ケアに関わる専門職からは、担当するご利用者の自宅での様子がわかることでケアの質を上げることができたり、ご家族から感謝のコメントを得る機会が増えたりなど、やりがいを感じる機会が増えているという声をいただいています。
こうしたユーザにとっての「ケアエール」の価値をより高め、さまざまな地域の共助の基盤となれるよう、今後もUXグロース活動を推進していきたいと考えています。





デジタル接点の成果創出ソリューション「UXグロースOps」とは
「UXグロースOps」は、UX改善によって企業のデジタルサービス(アプリやWebサイト等)の利用継続率を向上させLTV最大化を実現する業務支援サービスです。800社以上のUX向上支援実績に裏打ちされた高い専門性とノウハウをもつコンサルタントが併走し、ユーザの利用継続率を向上させLTVを最大化させる仕組みづくりと実行をトータルでサポートします。
https://www.bebit.co.jp/services/ux-ops/


株式会社ビービット  
所在地:東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル10階
設立:2000年3月
代表取締役:遠藤直紀

東京、上海、台北に拠点を置く、エクスペリエンス・デザイン・パートナー。
「デジタル時代の本質はUX」というコンセプトの下、UXコンサルティングとSaaS「USERGRAM」を融合したソリューションを提供することで、UXを起点としたDXの実現を支援します。

公式HP : https://www.bebit.co.jp/
Twitter : https://twitter.com/beBit_Japan
Facebook : https://www.facebook.com/beBitOfficial
本件に関するお問合わせ先
株式会社ビービット 広報担当:pr@bebit.com

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この企業の情報

組織名
株式会社ビービット
ホームページ
 
代表者
遠藤 直紀
資本金
5,000 万円
上場
非上場
所在地
〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1新大手町ビル10階
連絡先
050-1756-2322

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