フォーティネット、SD-WAN、有線 / 無線、5G / LTEゲートウェイのポートフォリオでAIOpsの機能を強化

FortiAIOpsはフォーティネットのAI開発における豊富な実績を活用し、自己最適化管理のための実行可能なネットワークインテリジェンスを提供

2022年11月15日発表
サイバーセキュリティの世界的リーダーで、幅広い適用領域で(Broad)システム連携し(Integrated)自動化された(Automated)ソリューションを提供するフォーティネット(Fortinet®)は、フォーティネットのネットワークポートフォリオ全体でのAIOpsの強化により、業界初の5G / LTEゲートウェイ向けの人工知能ベースのネットワークオペレーション管理が可能になったことを発表しました。今回のAIOpsの強化とフォーティネットのセキュアSD-WANや有線 / 無線LANのポートフォリオと組み合わせにより、ネットワークオペレーションチームは、ネットワーク全体のこれまで以上に動的で実行可能なインテリジェンスやイベント相関付けへのアクセスが可能になり、FortiAIOpsを業界で最も完全なAIOpsネットワーク管理プラットフォームとして利用できるようになります。
FortiAIOps:https://www.fortinet.com/jp/products/fortiaiops

AIを活用したネットワーク自動化に対する緊急のニーズ
デジタルイノベーションの加速とハイブリッドワーカーの増加に伴い、ネットワークがビジネスの成功にとってこれまで以上に不可欠なものとなっています。NOCチームは、AIOpsなどの人工知能ベースの管理ツールを積極的に活用することで、ネットワークの可視性を最大化し、異常へのレスポンス時間を短縮し、潜在的なネットワーク問題を修復するためのチケット量の削減を可能にしています。

Gartner® は一歩踏み込む形で、この現状を次のように説明しています。「組織におけるデジタルトランスフォーメーションが進んでいる今、問題が発生してから対応するようなIT運用では立ち行かなくなっています。バリューストリーム全体にプロアクティブかつ積極的に関与し、少なくともユーザーエクスペリエンスに影響する前に潜在的な問題に対応することが求められています」(※1)

FortiAIOpsによるネットワークの可視性と制御の強化
フォーティネットは人工知能(AI)と機械学習(ML)の活用を10年前に開始し、FortiGuard Labsは現在、600万以上のデバイスの1,000億件以上のセキュリティイベントを毎日処理することで、ゼロデイ脅威やマルウェアの迅速な特定、誤検知によるアラームの低減、内部脅威の検知、サイバーセキュリティへの自動や手動によるレスポンスを可能にする実行可能なインテリジェンスを提供しています。

FortiAIOpsは、AIとMLにおけるこのような確かな実績に基づき、これらの原則をネットワークのすべてのレイヤーに適用することで、高い可視性をNOCチームに提供します。フォーティネットは、他の多くのネットワーキングベンダーとは異なり、単一のオペレーティングシステムと管理コンソールを採用して、LAN、無線LAN、WANのネットワーキングとセキュリティを独自の方法で統合しています。フォーティネットは、セキュリティに加えてAIOpsをネットワーク全体に統合することで、ネットワークのプロアクティブな最適化を可能にするネットワークオペレーションの実行可能なインテリジェンスの取得を支援します。FortiAIOpsは具体的には、ハードウェアとソフトウェアの推奨される構成を提供することで、トラブルチケットの解決を簡素化します。

今回の強化により、FortiAIOpsの機能が次のように進化を遂げました。

SD-WAN
フォーティネットは、2022年のGartner SD-WANについてのMagic Quadrant™でリーダーの1社に3年連続で位置付けられました。FortiAIOpsの今回の機能強化により、インタフェース、システムリソース、ISP帯域幅などの指標を追跡する機能をフォーティネットのセキュアSD-WANでも利用できるようになり、SLAベースラインの動的な計算によって常に最高のパフォーマンスを実現できるようになりました。
2022年のGartner SD-WANについてのMagic Quadrant™でリーダーの1社に:
https://www.fortinet.com/jp/corporate/about-us/newsroom/press-releases/2022/fortinet-leader-2022-gartner-mq-for-sdwan-third-consecutive-year
フォーティネットのセキュアSD-WAN:https://www.fortinet.com/jp/products/sd-wan


有線 / 無線LAN
FortiAIOpsは当初から、FortiSwitchやFortiAPを含むフォーティネットの有線 / 無線LANポートフォリオをサポートしています。この最新リリースでは、フォーティネットの既存の有線 / 無線LAN AIOps機能が強化され、NOCチームが潜在的な問題をリアルタイムで可視化できるようになったため、ネットワークユーザーに悪影響を与える前に対応が可能になりました。さらには、構成可能なSLAが提供されるため、ネットワーク指標をカスタマイズしたり微調整したりすることで、最も正確なネットワークの状態を把握することができます。
FortiSwitch:https://www.fortinet.com/jp/products/ethernet-switches
FortiAP:https://www.fortinet.com/jp/products/wireless-access-points


5G / LTEゲートウェイ
AIOps機能の追加によって、FortiExtender5G / LTEゲートウェイのサポートが可能になったことで、フォーティネットは、AIOpsを5G / LTEリンクで提供する唯一のベンダーになりました。AIOpsがこのように大きく進化したことで、NOCチームの可視性が強化され、SD-WAN抽象化レベルだけでなく、WANリンクレベルまでのデータの分析が可能になったため、ITチームが問題をより適切に診断し、耐障害性を確保できるようになりました。
FortiExtender:https://www.fortinet.com/jp/products/wireless-wan-fortiextender

アナリストによる評価
「フォーティネットは、デジタル対応のエンタープライズにとっての重要性が拡大しているAIOps機能の強化を推進し、一貫性あるセキュリティをLAN、無線LAN、WANに提供しています。SD-WAN、有線 / 無線、5G / LTEゲートウェイに拡大するネットワークの単一のプラットフォームと管理コンソールによるプロアクティブな最適化を可能にする、高品質で実行可能なインテリジェンスは、フォーティネットのネットワーキングポートフォリオを運用するネットワーキングチームがアクセスできる価値ある情報です。フォーティネットは、ネットワーキングとセキュリティのコンバージェンスのパイオニアとして20年以上の実績があり、キャンパス、支社、エッジ、クラウドにおけるデジタルとネットワークトランスフォーメーションのニーズを解決する信頼できる重要なパートナーの1社になっています」
- IDCのエンタープライズネットワーク部門リサーチマネージャーBrandon Butler氏

フォーティネットのプロダクト担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CMO、John Maddison(ジョン・マディソン)は次のように述べています。
「フォーティネットはAIとMLのテクノロジーの活用に10年前から取り組んでおり、グローバルで1日あたり1,000億件以上のあらゆるタイプの脅威と攻撃手法のセキュリティイベントを分析しており、その結果、1日あたり10億件以上のセキュリティアップデートがフォーティネット製品に反映されています。AIのイノベーションと自動化へのコミットメントを今後も継続するため、エンタープライズネットワーキングテクノロジーの堅牢なポートフォリオにAIOps機能を提供することで、お客様の運用の簡素化とネットワークのアップタイムの改善を支援します。今回の機能強化により、ネットワーキングとセキュリティのコンバージェンスによる真の自律型で自己修復型ネットワークに向けて大きく前進したことになります」

※1 Gartner, Market Guide for AIOps Platforms, Pankaj Prasad, Padraig Byrne, Gregg Siegfried, 30 May 2022
Gartner, Magic Quadrant for SD-WAN, Jonathan Forest, Naresh Singh, Andrew Lerner, Karen Brown, 12September 2022


ガートナー社による免責事項
Gartner は、Gartner リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高のレーティング又はその他の評価を得たベンダーのみを選択するようにテクノロジーユーザーに助言するものではありません。Gartnerリサーチの発行物は、Gartnerリサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。Gartnerは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の責任を負うものではありません。GartnerおよびMagic Quadrant は、Gartner, Inc. または関連会社の米国およびその他の国における登録商標およびサービスマークであり、同社の許可に基づいて使用しています。All rights reserved.


##


本プレスリリースは、米Fortinet, Inc.が9月27日(現地時間)に発表したリリースの抄訳です。原文は、
https://www.fortinet.com/corporate/about-us/newsroom/press-releases/2022/fortinet-introduces-enhanced-aiops-capabilities-across-its-sd-wa をご参照ください

上記日本語版は、こちらのフォーティネット日本語HPからもご覧いただけますhttps://www.fortinet.com/jp/corporate/about-us/newsroom/press-releases/2022/fortinet-introduces-enhanced-aiops-capabilities-across-its-sd-wa


フォーティネットについて
フォーティネット(NASDAQ: FTNT)は、あらゆる場所で人、デバイス、データを保護するというミッションを通じて、常に信頼できるデジタルワールドを実現します。世界最大手のグローバル企業やサービスプロバイダー、政府機関が、デジタル体験を安全に加速させるため、フォーティネットを選択しています。「フォーティネット セキュリティ ファブリック」プラットフォームは、データセンターからクラウド、ホームオフィスにおける重要なデバイスやデータ、アプリケーション、接続を保護し、デジタルの攻撃対象領域全体に幅広く、統合化され、自動化された保護を提供します。セキュリティ製品の出荷台数では世界第1位の地位にあり、595,000社以上のお客様がフォーティネットのセキュリティに信頼を寄せています。また、フォーティネットが取り組むTraining Advancement Agenda(TAA)のFortinet NSE Training Instituteは、業界最大規模で幅広いトレーニングプログラムを提供しており、サイバー関連のトレーニングや新しいキャリア形成の機会を誰もが得られるようになっています。詳しくは、https://www.fortinet.com/jp、フォーティネットブログ、またはFortiGuard Labsをご覧ください。

Copyright© 2022 Fortinet, Inc. All rights reserved. 「®」および「™」マークはいずれも、Fortinet, Inc.とその子会社および関連会社の米国における登録商標および未登録商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、FortiGate、FortiGuard、FortiCare、FortiManager、FortiAnalyzer、FortiOS、FortiADC、FortiAP、FortiAppMonitor、FortiASIC、FortiAuthenticator、FortiBridge、FortiCache、FortiCamera、FortiCASB、FortiClient、FortiCloud、FortiConnect、FortiController、FortiConverter、FortiDB、FortiDDoS、FortiExplorer、FortiExtender、FortiFone、FortiCarrier、FortiHypervisor、FortiIsolator、FortiMail、FortiMonitor、FortiNAC、FortiPlanner、FortiPortal、FortiPresence、FortiProxy、FortiRecorder、FortiSandbox、FortiSIEM、FortiSwitch、FortiTester、FortiToken、FortiVoice、FortiWAN、FortiWeb、FortiWiFi、FortiWLC、FortiWLCOS、FortiWLMなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。その他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。フォーティネットは、本プレスリリース内の第三者に帰する声明、認可またはテストについては、検証を行っておらず、また、このような第三者に帰する声明を承認するものではありません。本プレスリリースは、保証または債務保証、または契約として一切拘束を受けるものではなく、記載された製品仕様または製品性能は、ある特定の環境や条件のもとで計測されていることがあります。また、本プレスリリースには、将来の見通しに関して不確実性および仮説を伴う記述が含まれている場合がありますが、本不確実性が現実になったり、あるいは本仮説が正しくないことが判明したりする場合、明文的あるいは暗黙的に記述された内容と異なる結果が生じることがあります。これには、サイバー犯罪活動の動向予測に関する記述などが含まれますが、これに限定されるものではありません。このような動向は予測することが困難であり、また、このような動向に関する公開予測や期待事項は結果として正しくないことがあります。フォーティネットは、このような将来見通しを改正する義務を一切負うものではなく、また改正を発行することもありません。

本件に関するお問合わせ先
フォーティネットジャパン合同会社
https://www.fortinet.com/jp/contact

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
フォーティネットジャパン合同会社
ホームページ
https://www.fortinet.com/jp
代表者
社長執行役員 与沢 和紀
資本金
1,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-0032 東京都港区六本木7-7-7Tri-Seven Roppongi 9F
連絡先
00-0000-0000

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • Facebook
  • デジタルPR研究所