「LGBTQ等の性的マイノリティとその家族、アライの尊厳と権利を守り、誰ひとり取り残さない社会の実現をめざす」ことをミッションにしている認定NPO法人虹色ダイバーシティ(所在地:大阪市北区、理事長:村木 真紀)は、大阪の天満橋にある常設LGBTQセンター「プライドセンター大阪」の機能を全国各地に届けるプロジェクト「どこでもプライド・キャラバン」を今秋から開始いたします。
「プライドセンター大阪」は、LGBTQに関する情報発信、相談、居場所という機能を持ったセンターです。天満橋の駅近という大阪市内では便利な場所にありますが、まだ一般的な認知は十分ではなく、関心がありながらも訪問するきっかけのない方、訪問が困難な方がいらっしゃいます。
そこで、LGBTQの権利擁護の意味のある虹色に装飾したバン「どこでもプライドセンター」号を制作し、LGBTQ関連書籍など、センターの機能の一部を載せて、アウトリーチを実施することとし、プロジェクト名を「どこでもプライド・キャラバン」と名付けました。
「どこでもプライドセンター」号は、前後左右から目を引くデザインですので、道ゆく人たちからも気付いていただけるのではないかと思います。まずは関西周辺の大学を訪問し、学生や教職員に向けた情報発信活動をおこないます。
■「どこでもプライド・キャラバン」の概要
虹色に装飾した「どこでもプライドセンター」号で、全国を回り、LGBTQの社会的課題や「プライドセンター大阪」の存在や機能に関する情報発信を行います。今年度は、主に関西周辺の大学を訪問していきます。
キャラバンを通して、訪問先や道路上でセンターの認知度を高めることのみならず、スタッフとの対話や豊富なLGBTQ関連書籍に触れ、センターの雰囲気を実際に体感していただくことを大事にしていきます。来年度以降は、LGBTQ支援の場が少ない、地方への訪問を行いたいと思います。
このキャラバンは参加費を徴収せず、無料で実施します。また、本プロジェクトは、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社様の寄付により実現しました。
□第1回 訪問先
2022年11月17日(木)
大阪大学 ダイバーシティ&インクルージョンセンター
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-1
吹田キャンパス コンベンションセンター1階
■プライドセンター大阪について
プライドセンター大阪は、2022年4月にオープンし、累計で700名以上(2022年9月現在)の方にご利用いただいております。年齢やセクシュアリティ等を問わず、様々な方がお越しになられている一方で、関心はあるが来館するきっかけのない方、遠方にあるために足を運びづらい方、仕事や家庭、学業を優先しなければならず、来館できる時間が限られている等、センターを訪れることが難しい方が各地にいらっしゃることが課題となっています。
■「どこでもプライドセンター」号について
LGBTQの権利擁護の象徴である6色の虹色をモチーフに、虹が風に乗って広がっていくような軽やかなデザインにしました。誰もがありのままの姿で、まちの中で共に生きていくことを表現しています。ベース車両はホンダの商用車N-VANです。(協力:株式会社ホンダ四輪販売関西)
■プライドセンター大阪の概要
名称:プライドセンター大阪
住所:530-0043 大阪府大阪市北区天満2-1-6 天満橋MSビル 7F
最寄駅:Osaka Metro谷町線、京阪本線「天満橋駅」徒歩5分
開館時間:月曜、木曜、金曜、土曜 15:00-20:00(スケジュールは変動しますので、ウェブサイトをご確認ください)
(感染症対策のため、多くの人が集まった場合は、利用時間を制限することがあります)
電話: 06-7507-2777(開館時間のみ)
メール:staff@pridecenter.jp
ウェブサイト:
https://www.pridecenter.jp/
■LGBTQとは
レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)、クィア(Queer、非典型的な性のあり方すべてを指す)あるいはクエスチョニング(Questioning、特定のあり方に決めない、というあり方)の頭文字で、性的マイノリティの総称として使われている言葉です。
※このリリースは虹色PRパートナーが配信しています。
■虹色PRパートナーについて
虹色PRパートナーは、特定非営利法人虹色ダイバーシティと株式会社プラップジャパンによる共同プロジェクトです。LGBTQなどの性的マイノリティがいきいきと働ける職場づくりのための調査・講演・コンサルティングなどを行う虹色ダイバーシティと、広報・PRの支援・コンサルティング事業を通して社会・文化の発展に寄与するプラップジャパンの強みを生かし、様々な企業や団体の、LGBTQなどの性的マイノリティに関連するコミュニケーション上の課題を解決することで、よりよい社会づくりに貢献することを目指します。