びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県大津市)の「SPORTS×AI・データサイエンス教育プログラム」がこのたび、文部科学省による令和4年度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定された。
○文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」
大学等の正規の課程で、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、適切に理解し活用する基礎的な能力を育成することを目的として、それらに関する知識及び技術について体系的な教育を行うものを認定・選定し奨励する制度。
・URL:
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/suuri_datascience_ai/00001.htm
■びわこ成蹊スポーツ大学「SPORTS×AI・データサイエンス教育プログラム」
・URL:
https://biwako-seikei.jp/aidata/
近い将来訪れるSociety5.0と呼ばれる社会では、AI・データサイエンスの利用・活用に関する知識が必須となる。それに伴い現在、大学の学びにおいても、それらに関する基礎的な能力の向上を図る機会の拡大が求められている。
一方、スポーツ界でもAI・データサイエンスの研究・実装が進んでおり、これまで感覚的に捉えられていたプレーが数値や映像で可視化され、選手のパフォーマンス向上や戦術に活かされるようになっている。
こうした状況をふまえて、びわこ成蹊スポーツ大学では、2021年度からSociety5.0時代をみすえた新たな教育プログラム「SPORTS×AI・データサイエンス」をスタートさせた。
プログラムは、卒業までの4年間を「導入」「基礎」「心得」の3段階に分けて構成。最初の「導入」では、数理・データサイエンス・AIが現在進行中の社会変化に貢献していること、またそれが生活に密接に結びついていることなどに触れ、データサイエンスの世界に親しむ。
続く「基礎」では、データリテラシーを習得。実データ・実課題を用いた演習など、社会での実例を題材として「データを読む」「説明する」「扱う」といった数理・データサイエンス・AIの基本的な活用法を学ぶ。
そして最後の「心得」では、データ・数理・データサイエンス・AIも万能ではなく、データ倫理や情報セキュリティなど、その利活用においてはさまざまな留意事項があることを学んでいく。
同大ではこのたびの認定を受け、より一層、社会が求める学生を育成するよう教育研究活動を進めていく。
▼本件に関する問い合わせ先
総合企画部企画広報課
井田 仁美
住所:滋賀県大津市北比良1204番地
TEL:077-596-8421
メール:kikakukouhou@bss.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/