快適な無線LAN運用を実現する接続環境や電波改善に貢献!利用履歴の拡張で問題再発防止、アクセスポイント自動冗長化で安定運用を追加

-ネットワーク管理者もユーザーも嬉しいネットワーク環境を実現するバージョンアップを実施-

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 大嶋章禎)は、ネットワーク統合管理ソリューションVista Managerシリーズの「AT-VST-VRT」「VST-APLシリーズ」および、Wi-Fi6 対応無線LANアクセスポイント「AT-TQ6602」、10Gインターフェース対応ルーター製品「NFV-APLシリーズ」のファームウェアをバージョンアップし、当社ウェブサイトからのダウンロードサービスを開始いたしました。


●利用履歴の拡張、セキュリティ強化で快適な無線LAN環境を実現

【無線LAN環境の最適化を支える履歴情報の長期保存が可能に】
 今や無線クライアントは、企業だけでなく様々な場面で利用されています。無線LANの利用が当たり前になり、ネットワーク管理者は日々充実した無線LAN環境の維持を求められています。さらに、外来波の影響やフロアレイアウトの変化に伴い日々変化する無線環境に対しても、移動するクライアントは常につながっている状態が求められます。
 無線LAN環境の維持や最適化、新規で環境を構築する場合、過去の利用履歴や動線を参考にすることで、そのユーザー環境に適した構築が実現可能です。そこで今回、ネットワークの統合管理に必要な機能をパッケージ化したアプライアンスボックス「VST-APLシリーズ」をバージョンアップし、AT-Vista Manager EX※1の外部データベース・ストレージとして利用可能としました。AT-Vista Manager EXはVST-APLシリーズを利用して無線環境履歴を長期間蓄積することが可能となります。これにより、無線クライアントの接続履歴やフロアマップデータなどの長期保存と、過去の任意の日時の状態が確認できるようになります。


 
 過去の電波状態や無線端末の接続状態の確認が容易になることで、企業においてはどこでどのように無線が使われることが多いのかを把握でき、無駄のない無線LAN環境を運用することが可能となります。さらに、例えば文教市場であれば、生徒が所有するタブレットなどの接続状況を過去にさかのぼって確認でき、日々の生徒の動線や接続状態の監視だけではなく、次学期・次年度の快適な学習環境を支える無線LAN環境の参考と改善などに寄与します。またネットワーク管理者は、無線環境の電波状態の変化を長期にわたってリモートでも確認が可能です。
 AWC-VAS(Vista Appliance Storage)として提供される本機能は、VST-APLシリーズ Ver.3.4.1でサポートします※2。データ蓄積期間の設定はAT-Vista Manager EX側で行います。最大1095日(約3年)まで設定可能となります。
※AT-Vista Manager EX Ver.3.8.0で対応

【無線LANアクセスポイントの冗長化で管理者の負担を減らします】
 これまでであれば既設の無線LANアクセスポイントの障害が発生した場合、復旧には代替アクセスポイントの手配や、その後の差し替え・設定作業に人員も工数も必要でした。


 
 しかし、あらかじめスタンバイモードとして電波を発しない無線LANアクセスポイントを配置しておくことで、周囲の無線LAN環境の変化や無線LANアクセスポイントの故障など何らかの理由により電波状態が悪化した場合、自律的に電波送信を開始し、無線LANカバレッジの自動補完を実現します。AWC-SAC(Smart Activation)として提供される本機能は、サービスエリアの安定化と冗長化を実現します。
○バージョンアップ対象製品:VST-APLシリーズ(Ver.3.4.1)、AT-VST-VRT(Ver.3.4.1)
○対応製品※3:無線LANアクセスポイントTQ5000シリーズ、TQ1000シリーズ、AT-TQ6602


【インテントベースのGUIもパワーアップ】
 クラウドとの通信についてもマップで可視化されます。同時に、トラフィック状況も容易に把握することが可能となります。さらに2点間の通信経路表示やアプリケーションQoSの帯域設定など、GUIの操作性も向上します。リモート利用の増加によるWAN回線の使用状況の変化にも対応した機能強化となります。
○バージョンアップ対象製品:VST-APLシリーズ(Ver.3.4.1)、AT-VST-VRT(Ver.3.4.1)

【不特定多数の人が接続する無料Wi-Fi環境のセキュリティ強化と接続数の最適化を実現】
 当社製Wi-Fi6対応無線LANアクセスポイントAT-TQ6602のファームウェアバージョンアップにより、Webブラウザを使用して無線LAN利用者の認証を行うキャプティブポータル(Captive Portal)機能に対応します。利用者が最初にWebページを開くことでWi-Fi認証ページに直接リダイレクトされ、シンプルながらセキュアなログインを可能とします。また、広告や案内などを目的として、特定のサイトのみ認証無しで閲覧を許可することもできます。
 さらに、キャプティブポータルやWPAエンタープライスの利用時に、再認証タイマーを設定することも可能となりました。ユーザーのWi-Fi接続時間が、前もって設定した時間を経過すると再度認証する必要があるため、Wi-Fiの接続を制限することが可能です。この接続時間は最大24時間まで設定することが可能です。
 これにより、ネットワーク管理者は万が一不審な接続端末があった場合もそれを検出し、ブロックすることが可能となるだけでなく、Wi-Fiに接続したままの端末が増えてネットワーク環境が不安定になることを防止することも可能となります。不特定多数の人が集まる商業施設や病院などの、一時的なゲスト用Wi-Fiに最適です。
〇バージョンアップ対象製品:AT-TQ6602(Ver.7.0.1-2.1)


●バージョンアップに伴うその他の仕様

【USBメモリへのバックアップ&復元が可能に】
 10Gインターフェース※4に対応する次世代型セキュリティ・ゲートウェイであるNFV-APL シリーズのファームウェアバージョンアップに伴い、USBポートに接続された外部メディア(USBメモリ)をサポートします。本サポートにより、当該メディアに対するデータの丸ごとバックアップ&当該データを用いた復元が可能になります。
※AT-NFV-APL-GT、AT-NFV-APL-GTX Ver.1.3.1、VST-APLシリーズ Ver.3.4.1※2で対応

■その他のAT-VST-VRT/VST-APLシリーズ用ファームウェア Ver.3.4.1、NFV-APL シリーズ用ファームウェア Ver.1.3.1で追加・拡張した機能および詳細については、リリースノートをご覧ください。
https://www.allied-telesis.co.jp/support


※1)AT-Vista Manager EX…ネットワークの一元管理を可能にする、当社独自の統合管理ソフトウェア。
※2)AT-VST-VRTには非対応です。
※3)AWC-SACが対応する各無線LANアクセスポイントのファームウェアバージョンは、順次リリース予定です。都合により予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。
※4)10G インターフェースはAT-NFV-APL-GTXのみ搭載となります。

注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。





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<<製品に関するお問合せ先>>
TEL:info@allied-telesis.co.jp
URL:https://www.allied-telesis.co.jp
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<< ニュースリリースに対するお問合せ先>>
アライドテレシス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
E-mail: pr_mktg@allied-telesis.co.jp
TEL:03-5437-6042 URL:https://www.allied-telesis.co.jp
アライドテレシス株式会社 東京都品川区西五反田7-21-11第2TOCビル

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この企業の情報

組織名
アライドテレシスホールディングス株式会社
ホームページ
http://www.at-global.com/
代表者
サチエ オオシマ
資本金
1,001,900 万円
上場
東証スタンダード
所在地
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-21-11 第2TOC ビル
連絡先
03-5437-6000

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