国連教育科学文化機関（UNESCO）が定めた「世界オリーブの日」が11月26日に2年連続で祝われます。

　地中海文化の歴史的なシンボルであるオリーブの木は、「地球温暖化防止」に積極的であると認識されています。オリーブの木は、オリーブオイルの生産時に排出されるよりも多くの二酸化炭素を大気中から吸収します。

　この雄大な樹齢の樹木は、人類に貴重なエキスを提供し、栄養源として記録されており、地中海式食生活のかけがえのない要素となっています。

　オリーブオイルには、多くの有益で健康的で貴重な抗酸化作用があります。また、独特の感覚、香り、風味をもたらし、ヨーロッパから日本まで、世界中のあらゆる料理を引き立てます。

　欧州連合（EU）の資金援助によるプロジェクト「日常生活のヨーロピアンオリーブオイル：日本市場における欧州産オリーブオイルのプロモーション」では、地中海のオリーブ栽培の文化、イタリアのサビナ地方で栽培されていたという神話的・歴史的な起源、そしてオリーブオイル、特に欧州産エキストラバージンオリーブオイルの品質に光を当てることを目指しています。

　このプロジェクトは、ヨーロッパ産オリーブオイルの品質を高く評価してきた日本の一般消費者に、ヨーロッパ産オリーブオイルの利点、化学的・有機的特性、消費者に販売される前に受ける品質チェック、製品に貼られたラベルの解釈方法など、安全で信頼できる情報を提供することを目的としています。

　ユネスコは、11月26日を「世界オリーブの日」と定め、オリーブの木を守ることの重要性と、その活動が地球を守ることにつながることを強調していますが、このような取り組みは、各機関からも推奨されています。

　ヨーロッパのオリーブの木とオリーブオイルについて詳しく知りたい方は、Oliveoileu.jpをご覧になり、このキャンペーンのメッセージ「ヨーロッパのオリーブオイル - 毎日の地中海のライフスタイル」から刺激を受けてみてはいかがでしょうか。

　地中海での6,000年にわたるオリーブ栽培の歴史が、スプーン一杯の貴重なヨーロッパ産オリーブエキスに凝縮されています。

　オリーブの木は地球を守っています。
　ヨーロッパ産オリーブオイルは、私たちの健康を守るものであり、美味しく、楽しく、健康的な生活を送るための最高の味方です。