宝塚の清荒神で大人気だったレストラン「シチニア食堂」が再始動！　コロナの影響で閉店に追い込まれた食堂をオーナーの板野茂樹さんと千夏さん夫婦が復活させました。

隠れ家的な場所から商店街のど真ん中へ！　野菜の美味しさを活かした多国籍料理は今も変わらずお客さんに大人気。再スタートまでの道のりに迫ります。

これまでも昔ながらの商店街を盛り上げてきた板野さん夫婦。リニューアルオープンを記念したイベント開催に挑みます！


兵庫県宝塚市にある清荒神清澄寺は“台所の神様”として知られるお寺。駅から続くゆるやかな坂の参道には昔ながらのお店が100軒以上立ち並んでいます。そんな参道に佇むひときわ目立つガラス張りの建物。それが、10月にリニューアルオープンしたレストラン「シチニア食堂」です。


コロナの影響で閉店に追い込まれたレストランを復活させたのは、オーナー夫婦の板野茂樹さんと千夏さん。スタッフと共に食堂を切り盛りしています。料理は茂樹さん、盛り付けと接客は千夏さんが担当。ガラス張りの１階はキッチン専用スペースに、地下の広い倉庫を飲食のスペースにしています。現在は３曜日、ランチタイムのみの営業ですが、野菜にこだわった多国籍な料理は今も変わらずお客さんに大人気。皆、再スタートを喜んでいます。


板野さん夫婦は「シチニア食堂」の営業のほか、街を活気づけたいという思いから、カフェや売店を出店。焼き菓子やアイスクリーム、ランチボックスなどを提供しています。大忙しの板野さん夫婦ですが、「営業したくてもできなかった時期を考えると幸せな忙しさ」と、微笑みます。



「せっかくならパワーアップして復活したい」と、参道の目立つ場所で勝負しようと決意。クラウドファンディングを活用し、思い描いたレストランを作ることができました。
これまでも昔ながらの参道商店街を盛り上げてきた板野さん夫婦。「シチニア食堂」の影響を受け、若い世代が参道の空き店舗を改装し、続々と出店。商店街は新たな動きを見せています。喜ぶ板野さん夫婦は、リニューアルオープンを記念したイベントを開催することに。どんなイベントになるのでしょうか？　そこに込められた2人の思いとは…。

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【ナレーション：佐々木蔵之介】