センコーグループホールディングス株式会社(本社:東京都江東区、社長:福田 泰久)のグループ会社で、 内航・外航海運事業を行う日本マリン株式会社(本社:東京都港区、社長:岩﨑 一郎、以下「日本マリン」)とセンコー汽船株式会社(本社:東京都江東区、社長:山田 音弥、以下「センコー汽船」)は、8月1日に、新しく造船した、濃硫酸船「祥硫(しょうりゅう)」を就航させます。
6月29日に行った進水式
「祥硫」は、日本マリンとセンコー汽船が、既存顧客が所有する濃硫酸専用船の老朽化に伴い、代替船として建造したものです。これにより他社が行っていた輸送業務を任せていただくことになりました。また、センコー汽船が2020年5月から運航を開始した「日扇丸」、日本マリンは同年8月から運航を開始した「吉祥」の安全で安定した輸送実績を顧客に評価していただいたことが、今回の業務引き受けに繋がりました。
本船は、瀬戸内海の各港へ慎重な荷扱いが求められる濃硫酸を輸送し、これを機に、日本マリンとセンコー汽船は、さらに無機製品輸送領域に進出して、輸送シェアの拡大と売上拡大を目指していきます。
<祥硫の概要>
1.船種 : 濃硫酸船
2.全長 : 46.017m
3.幅 : 7.80m
4.深さ : 3.45m
5.総トン数(G/T) : 約192トン
6.積荷積載量 : 約466トン
7.速度(航海速力): 10.5ノット