追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)では今年度、交換留学生の受け入れをオンラインで再開。現在、7カ国の9大学から19名の交換留学生が同大のオンライン授業を受講している。留学生らは10科目の正課科目を選択して履修しており、これまでの交換留学と同様に単位取得証明書の発行も行われる。
【ポイント】
○オンラインで交換留学生の受け入れを開始
○海外7カ国9大学から19名の交換留学生がオンライン授業を受講中
○昨年度からオンラインでの国際交流プログラムを企画し、COIL型授業などを展開
昨年度、追手門学院大学ではコロナ禍の影響により、交換留学生の受け入れを中止していた。そこで、留学に代わる新たな国際交流機会の創出を目指し、海外提携校の授業と正課の授業をオンラインでつないだCOIL(※)型授業の導入や、英語を学びたい学生と日本語を学びたい海外提携校の学生をマッチングさせて学びあいの機会を提供する「オンライン・タンデム・プログラム」などを展開。そのノウハウを生かし、今年度からはオンラインでの交換留学生の受け入れを再開している。
現在、アメリカ、ドイツ、オランダ、イギリス、ベトナム、中国、韓国の7カ国、計9大学から19名の交換留学生が、オンラインで開講している10科目の正課科目を選択して履修。単位が認定された場合、これまでの交換留学と同様に単位取得証明書も発行される。
5月31日の「Japan Program」(*)の授業では、サンシャインコースト大学(オーストラリア)が開講する日本語を学ぶ授業とコラボし、COIL型授業を実施。着物を題材に、誕生から現代までの文化的背景の変遷を学び、実際の着付けを画面越しに体験しながら、学生同士がオンライン上でディスカッションを行った。
同大は今後もICTを活用したオンラインでの国際交流に力を入れ、秋学期以降もオンラインで交換留学生の受け入れを行う予定。
(※)COIL(Collaborative Online International Learning)
ICTを用いてオンラインで海外大学との交流を行う教育手法。
(*)Japan Program
日本の文学、歴史、社会問題やビジネスなどをテーマに海外協定校からの交換留学生と共に日本についての理解を深める授業。
https://www.otemon.ac.jp/cis/campus/jpo.html
(関連記事)
・追手門学院大学が10月12日、オーストラリアの大学とリアルタイムで「日本文化」に関する授業を実施 -- コロナ禍でも繋がるオンライン国際交流プログラム(2020.10.09)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-44521.html
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