この度の受賞は、2021年3月27日、作業中に突然意識がなくなった、商業テナントの工事作業者に対し、東京ミッドタウンのパートナー警備会社である日本管財株式会社所属の森下 達也（モリシタ タツヤ）隊員と中川 将司（ナカガワ マサシ）隊員が、AEDおよび胸骨圧迫による救命活動を迅速かつ適切に行い、一命をとりとめたことが高く評価されました。

東京ミッドタウンでは全社員が上級救急救命の資格を取得している他、開業以来、パートナー企業やテナントと連携し、様々な防災訓練を定期的に行っております。日頃の訓練から顔の見える関係を構築することで、有事の際にチームとして連携することに加え、火災・救急・救助等を含めた実践的な災害対応スキルを習得する事を目的とした訓練を行うことで、緊急時に迅速に活動できる体制を整えております。また、防火・防災に関する知識を広く啓蒙するため、来街者や近隣の方にもご参加いただける体験型訓練も開催しています。
こうした日頃の活動が、東京ミッドタウンをはじめ、地域の防火・防災対策に多大な貢献をしたと評価され、2020年10月に東京防災救急協会から「防災安全功労者」として所管部署長が表彰されました。

今後も日本管財株式会社様をはじめ、施設に関わるステークホルダーの皆様とより安心・安全な施設づくりを行ってまいります。