高品質な家具のリユースを通じ、サステナブルなくらしを応援
三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:菰田正信)、三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:嘉村徹)および三井デザインテック株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:檜木田敦)は、三井不動産グループのメンバーシップ・サービス「三井のすまいLOOP」(※1) 会員の方を対象とした「モデルルーム家具のオークション販売サービス」を開始いたします。
本サービスは、マンションのモデルルームに展示したインテリア(家具・小物類)を展示終了後にオークション形式(※2)で販売するものです。2019年から計3回にわたりトライアルを実施し、2021年2月の「コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス」(所在地:神奈川県川崎市)のモデルルームで展示した家具・小物類のオークション販売では、出品数全20点に対して約600件の入札があり、多くのお客様からご好評をいただきました。家具のリユース促進は、環境負荷軽減の観点においても重要であり、今後、モデルルームの対象を拡大し、「三井のすまいLOOP」のサービスとして本格的に展開してまいります。
今後もご入居後の豊かなくらしをサポートするとともに、持続可能な社会の実現の一助となるサービスの提供に努めてまいります。
【入札商品例1】 【入札商品例2】
※1:「三井のすまいLOOP」とは、三井不動産レジデンシャルが分譲したマンション・戸建または三井不動産レジデンシャルサービスが管理するマンションについて所有する個人または居住する個人(三井不動産グループ以外の仲介で取得または居住されている方を含まず)および、三井不動産グループ住宅関連会社と特定の契約をした個人を対象として、三井不動産グループが提供するメンバーシップ・サービスです。対象エリアは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県に限ります。
※2:入札価格は公開されず、オークション終了時に最高額を入札した方が落札者となる方式です。
■取り組みの背景
マンションのコンセプトをもとにインテリアコーディネーターがライフスタイルをご提案するモデルルームのインテリアは、マンションご検討者様やご契約者様から高い人気を得ており、これまでご購入の希望をいただいた際には、三井デザインテックにて新品の同商品をご提供していました。一方で、展示終了後のインテリアは、買取業者への売却や廃棄などの対応をとっていました。
近年はインターネットなどのICT基盤を活用した個人間のオークションや中古品取引が浸透していることに加え、リユース家具・小物類を直接お客様に提供できる仕組みを作り、手にしていただく機会を提供することは、SDGsの観点からも社会貢献にも繋がっていくと考え、今般のサービス開始に至りました。
【三井不動産グループの SDGsへの貢献について】
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわち ESG 経営を推進しております。三井不動産グループの ESG 経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。
※なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における3つの目標に貢献しています。
目標11 住み続けられるまちづくりを
目標12 つくる責任 つかう責任
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう