びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県大津市)地域スポーツコースの3年次生が「第3回関西学生対校スポーツウエルネス吹矢選手権大会」において、団体戦優勝および準優勝、個人戦3位などの好成績を収めた。大会に参加したのは、中道莉央准教授のゼミ生13名。今回の開催は新型コロナウイルス感染症対策として各大学で分散しての実施となり、同大では1月14日にメインアリーナにおいて行われた。
スポーツウエルネス吹矢は、5~10メートル離れた円形の的をめがけ、息を使って矢を放つ競技。1ラウンドに5本の矢を吹き、規定によるラウンドの合計点を競う。性別・年齢を問わず誰でも手軽にでき、ゲーム感覚で楽しみながら健康になれるスポーツとして注目されている。
同競技は現在、中高齢者を中心に人気が広がっているが、若者への普及も目指して学生対校大会が企画され、2018年に日本スポーツウエルネス吹矢協会(当時は日本スポーツ吹矢協会)、同近畿ブロックの協力のもと、神戸女子大学、関西学院大学、びわこ成蹊スポーツ大学を中心として「第1回関西学生対校スポーツ吹矢選手権大会」が開催された。
第3回目となる今大会には、大阪商業大学、神戸女子大学、大阪国際大学、帝塚山学院大学、びわこ成蹊スポーツ大学の5大学から13チームが出場。新型コロナウイルス感染拡大を受け、昨年12月から今年1月にかけて、各大学ごとに分散しての開催となった。
びわこ成蹊スポーツ大学からは、スポーツ学部スポーツ学科地域スポーツコース(2020年4月からコース名称変更)の3年次生13名が参加。学生らにとっては、好成績を残すとともに、老若男女問わず楽しめる生涯スポーツの魅力を学びながら成長する機会となり、今後もその必要性を説き、広めていくという思いを新たにした。
■「第3回 関西学生対校スポーツウエルネス吹矢選手権大会」びわこ成蹊スポーツ大学成績
・団体戦優勝 中西勲平、山本祥貴、武部陸弥、片岡優真(チーム☆やったるでぃ)
・団体戦準優勝 吉田優兵、仁科友汰、岡田真拓、尾崎竜誠、藤長尚希(チーム☆あれへんず)
・個人戦3位 仁科友汰
■中道ゼミを代表して片岡優真さんのコメント
はじめはゼミの活動の一環で取り組んだスポーツ吹矢ですが、徐々にその深みを感じました。
例えば普段は特別意識していない呼吸について、吹矢は腹式呼吸で行うため、気がついたら腹筋が筋肉痛になっていたりしました。
新しいスポーツ領域に出会った感覚で楽しいです。
■中道莉央准教授のコメント
現在の社会情勢を鑑みて、コロナ時代におけるスポーツウエルネス吹矢大会のあり方を試行錯誤した結果、関係者の努力により第2回まで開催した大会を第4回へと繋ぐ大切な今大会で、団体戦優勝・準優勝、個人戦3位という好成績を収めることができました。
多くの方々の協力を得ながら、さまざまな工夫をすれば、「スポーツができる(大会開催ができる)」ことを身をもって学んだことは、参加学生にとって大きな実りになったと感じます。
スポーツウエルネス吹矢は、とても奥深い競技です。引き続き、その魅力をより多くの人に発信して参りたいと思います。
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