ホテル椿山荘東京(東京都文京区・総支配人:山下 信典)は、椿が生み出す絶景演出「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」の一般公開に先駆け、動画を2021年1月28日(木)より、特設サイトにて先行公開いたします。
絶景を演出する表現として、インスタレーションアート(自然と芸術を融合し、空間全体を作品としてご体感いただく芸術)を用い、庭園内にて椿の圧倒的な美しさをご覧いただきます。
自然の美しさがもたらす癒しの効果は大きいとの想いから、「椿絵巻 ~東京椿インスタレーション・アート~」を“椿の日”である2月8日(月)~3月14日(日)の期間で開催予定。それに伴い、一般公開を前にひと足早く動画を公開いたします。
◇山縣有朋公の想いを受け継ぐ ホテル椿山荘東京の新たな庭園
椿山荘を造園した山縣公の庭園の作風は独特で、日本の名園には今でこそ芝生の庭と、苔庭がありますが、芝生の庭を作ったのは、日本で初めてだったのではないかと言われています。自然の山や、滝と流れを中心とした水景の扱いに独自の世界を築いたものでした。
山縣公の庭園は、京都の無隣庵、小田原の古稀庵、そしてホテル椿山荘東京があり、山縣三名園とよばれています。
当ホテルの三重塔表側の芝と松からなる、近代的な凛とした庭園を“光の庭”とすれば、三重塔裏側は椿の木々と苔による、野趣あふれる日本の伝統的なスタイルをより意識したクラシカルで厳かな庭園“陰の庭”。芝生の表の庭を引き立たせるためにも、裏の苔庭が必要だったと考え、2022年椿山荘創立70周年に向けた庭園プロジェクトに際して三重塔が立つ山頂の裏側に、新たに山縣公の故郷である萩の風景を再現したエリアを新設しました。
外出や遠出が難しい今、1~3月にかけて約100種2,300本の椿が咲き誇る庭園を持つホテル椿山荘東京ならではの美しい自然の癒しや、四季の魅力をお届けすべく、日本古来より愛される椿が作り出す絶景とともに、心潤わすおうち時間をお楽しみください。
◆動画公開◆
■動画公開日:2021年1月28日(木)※庭園の一般公開は2021年2月8日(月)予定です。
■URL:https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/tsubaki
■Instagram:https://www.instagram.com/hotelchinzansotokyo_official/
◆椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~◆
「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」は、新たに造園を行った三重塔が立つ山頂エリアにて、初開催となる自然と芸術が融合した庭園演出です。
毎年、1~3月にかけて椿が咲き誇る庭園を持つ当ホテルがあるこの地は、南北朝時代(1336~1392年)から“つばきやま”と呼ばれた景勝地で、江戸時代には安藤広重の「名所江戸百景」や斎藤月岑の「江戸名所図会」に描かれた場所です。
そして、ホテル椿山荘東京(椿山荘)は、明治時代の元勲である山縣有朋公がこの地を惚れ込み、1878年(明治11年)に自身の庭園と邸宅を築いたのがはじまりです。大正時代には、関西財界で主導的地位を占めていた藤田平太郎男爵へ、そして現在は藤田観光へと受け継がれ、約140年以上もの間、自然を大切にする想いでこの地を守ってきました。2020年に約1,000本、また、2021年には椿および椿関連の産業で知られる東京都大島町の皆様、および、長崎県の五島市様のご協力をいただき約300本の椿を新たに植樹し、約100種2,300本の椿で皆様をお迎えいたします。
今回、山頂エリアには、山縣公の故郷、山口県萩市で訪れる人々を魅了する「笠山 椿群生林」からインスピレーションを受け、“山縣有朋がもし現代にいたとしたら、この美しい情景を造園したのではないか・・・”という想いで、ヤブツバキの大樹と苔により露地風に演出したエリア「椿絵巻」を新設いたしました。
山頂へ向かう道を進むと、竹穂垣が配置された道が現れ、さらに足を進めると目の前に開けるのは群生椿の世界。萩の石などいたるところに萩を感じられ、山縣公が萩に思いをはせ作った庭園に、新たな萩の景色が再現されます。東京でアートとしての椿絵巻をご覧いただいた方が、萩市の自然の「笠山 椿群生林」へも訪れ、観光の一助となれば幸いです。
新しいエリアにて、椿が咲く5週間限定でお楽しみいただける絶景体験「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」。落ちてなおその美しさがたたえられる椿の花が、ヤブツバキの大樹の下にふわりと降り立ち、まるで赤い絨毯のように広がる美しい様をミストや光とともにご覧いただけます。
庭園に広がる光景は、昼と夜の二部制をとっており、角度や時間帯によって表情を変え、まるで絵巻物のように延々と続くかと錯覚するほど美しく、その時にしか出会うことのできない絶景を体験することができます。
<竹穂垣>
入口付近の穂は綺麗に高さを揃え、奥に行くにつれ穂を伸ばしっぱなしにすることで、進むにつれ山奥へ入っていくかのような印象を受ける小道。竹穂垣の入口と終わりの両サイド部分のみ、竹ではなく、萩の木を使用しています。
<萩ガラスの石燈ろう>
笠山でのみ採掘されるという玄武岩「石英玄武岩」を粉砕し、溶融・精製した萩ガラスと、火山灰が固まりできた砂岩を原石とし古い時代から作られていたという出雲の「来待石」を組み合わせたオリジナルの石燈ろう。美しい翠(みどり)の輝きを放つ萩ガラスは、夜になるとライトアップされ、幻想的な演出に。
世界でここにしかない石燈ろうをぜひご覧ください。
<萩石の飛び石>
苔庭中央の飛び石は、萩の石を使用。萩の風景を再現するため細やかな部分にもこだわっています。
<絶景を造り出す光の演出>
「椿絵巻」エリアの開門時間は二部に分かれており、ミストと太陽光による幻想的な光とともにご覧いただく10:00~16:30の部と、番傘に反射する柔らかな光が苔と椿を照らす夜だけの情緒的な風景をご覧いただく17:30~23:00の部の二つの絶景をご用意いたしております。
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ホテル椿山荘東京とは◆
ホテル椿山荘東京は、都心にありながら、森のような庭園の中に建つホテルです。「世界をもてなす、日本がある。」をコンセプトに、美しい自然の中で、日本のもてなしの心と、世界基準のサービススタンダードをご体感いただける空間や時間をご提供しています。
267室の客室では、第二の我が家のようにお寛ぎいただけるよう充実した機能やアメニティを備えるだけでなく、都心のパノラマ、またはガーデンビューをご堪能いただけます。そのほか、庭園内や館内の9つのレストラン、自然光を感じられる直営のスパ・トリートメント施設、最大2,000名様までご利用いただける大会場を含む38の宴会場、チャペル・神殿、理・美容室、フォトスタジオなどを完備しています。
散策できる広大な庭園には、国の有形文化財の三重塔や茶室、史跡があり、また春の桜、きらめく新緑、初夏の蛍、夏の涼やかな滝のしぶき、紅葉、雪景色の中の椿と、四季の風情が東京にいることを忘れさせる特別なひとときをお過ごしいただけます。
ホテル椿山荘東京は、「フォーブス・トラベルガイド」が発表した格付けの「ホテル部門」・「スパ部門」では、おかげさまで名だたるホテルが並ぶ4つ星を獲得できました。また、特に最高級の施設とサービスにより、記憶に残る体験を提供するホテルとして認められ「プリファードホテルズ & リゾーツ」の「L.V.X. Collection」に加盟いたしております。<本件に関するお問い合わせ先>
藤田観光株式会社 ホテル椿山荘東京 マーケティング部門
担当:園部
TEL. 03-3943-5506(直通)FAX. 03-3943-1172 Email: pressroom@hotel-chinzanso.com
ホテル椿山荘東京PR事務局
担当:馬場、森川、児玉
TEL:03-6863-3377 Email: hotel-chinzanso-tokyo@scramble.jp
※ホテル名を記載いただく際は、正式名称の「ホテル椿山荘東京」でお願いいたします。