清泉女子大学(東京都品川区)は12月12日から、スペイン発のサステナブルファッションブランド「ECOALF(エコアルフ)」とのコラボ企画として、同ブランドInstagram上でPRコンテストを実施している。これは、今年7月に地球市民学科の安斎徹教授ゼミで同ブランドによるオンライン講義が行われたことを契機とするもの。学生らは自分たちでデザインしたTシャツを着用した写真をInstagramに投稿し、約1週間の期間中に「いいね」の数が最も多かったチームが表彰される。
「ECOALF(エコアルフ)」は、リサイクル素材や環境負荷の低い素材のみを使用した衣服や雑貨を手掛けるスペインのファッションブランド。特に、ペットボトル、漁網、タイヤなどを独自の技術でリサイクルして生地を開発していることを特色としている。
清泉女子大学がスペインで創立された「聖心侍女修道会」を設立母体としていることを縁として、地球市民学科の安斎ゼミが同ブランドとコラボ。サステナブルなブランドを支援する提案を行うこととなった。
今年7月、ECOALFを日本国内で展開する株式会社三陽商会によるオンライン講義が行われ、同社エコアルフ事業部企画課長の下川雅敏氏がECOALFの事業について学生らに説明。それをもとに学生らは「大学生がエコアルフ事業に貢献できること」を検討し、9月に「グッズ」「情報発信」「ファッションショー」という3分野における合計33のアイデアを提案した。
協議の結果、コラボTシャツを作成し、学生らが情報発信を行うこととなった。学生が考案した約30のデザインの中から、ペットボトル、指ハート、地球儀、という3つのアイコンでシンプルに表すデザインを採用。「地球を大切にする」というメッセージと、ペットボトルをリサイクルして製品化するエコアルフの環境に優しい商品特性を表現した。
環境に配慮したオーガニックコットン100%の素材を使用したTシャツに、採用されたデザインをプリントし、コラボTシャツが完成。これに伴い、12月12日から同ブランド公式Instagramアカウントで学生らによるPRコンテストを行っている。
学生らは3チームに分かれてInstagramにコラボTシャツを着用した写真を投稿。12月20日(日)までに集めた「いいね」の数が最も多かったチームが、最も情報を拡散したとして表彰される。
■学生らの感想
・「廃棄物からファッションを作るというのは先進的でしかもエコでとてもいいものだなと思った」
・「エコアルフの服が何十年後の地球を守っているかもしれないと思うとワクワクする」
・「サステナブルなファッションづくりのお手伝いができて嬉しい」
・「企画を通して大学生にももっとECOALFを知ってもらいたい」
・「企業とプロジェクトを進行するという経験は、大学の講義ではなかなかできない貴重な体験でとも勉強になった」
・「ゼミ生どうしで協力することで絆が深まった」
●清泉女子大学公式Facebookページ
https://www.facebook.com/148717441858859/posts/3336783789718859/
●ECOALF(エコアルフ)Webサイト
https://ecoalf.jp/contents/aboutecoalf
●エコアルフ・ジャパンInstagram
https://www.instagram.com/ecoalf_japan/
▼本件に関する問い合わせ先
入試・広報部 広報課
宮澤 弥生
TEL:03-3447-5551
FAX:03-5421-3469
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/