住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎、本社:東京都千代田区)の企業内訓練校である住友林業建築技術専門校(以下 専門校)を修了した7名が愛知県で開催された「第58回 技能五輪全国大会」に出場し、建築大工職種部門で銀賞・敢闘賞を受賞しました。受賞者は「住友林業の家」の建築施工を行う住友林業ホームエンジニアリング(以下、ホームエンジニアリング)の技能職社員です。今回の受賞により20年連続の入賞となりました。
≪建築大工職部門≫
【銀 賞】西 玲也 ホームエンジニアリング 九州事業部 西九州センター
(住友林業建築技術専門校31期生)
【敢闘賞】相馬 光也 ホームエンジニアリング 埼玉事業部 北関東事業所 宇都宮センター
(住友林業建築技術専門校31期生)
【敢闘賞】羽田 直道 ホームエンジニアリング 九州事業部 福岡センター
(住友林業建築技術専門校32期生)
【敢闘賞】柴田 莉玖 ホームエンジニアリング 九州事業部 福岡センター
(住友林業建築技術専門校32期生)
技能五輪全国大会は、青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会です。また本大会は次代を担う青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に優れた技能にふれる機会を提供するなど、その重要性、必要性を広くアピールし、技能尊重の機運の醸成を図ることを目的として開催されています。
本年は11月13日(金)から11月16日(月)の4日間にわたって愛知県で開催され、42職種、約950名の満23歳以下の技能者が都道府県を代表して競技を行いました。今年は新型コロナ感染症拡大の影響を受け、競技は無観客での実施となり、開閉会式はインターネット配信による開催となりました。愛知県国際展示場で行われた建築大工職種部門の競技は53名の選手が参加、専門校からは7名が出場しました。
出場した7名は専門校で大工としての必要な訓練を修了した技能職社員の中から選抜され、今回の大会に臨みました。今年はコロナ禍の中、出場選手は感染防止に細心の注意を払いながら、競技に向け練習を重ねてきました。専門校は、高品質の「住友林業の家」を施工する技能者育成を目的として開設した企業内訓練校です。1988年の開設以来、累計約1,400名が大工養成訓練を修了し、ホームエンジニアリング及び協力工務店の社員大工として住友林業の家の施工に携わっています。「心・技・体 バランスのとれた技能者の育成」を訓練理念とし、1年間で建築技能者として必要な基礎知識と技能をバランスよく訓練し習得するカリキュラムを特徴としています。当社は全国的な大工職の人手不足を念頭に、独自の新技術による木造住宅だけでなく、日本の伝統的な木造軸組工法まで幅広く対応できる、次世代を担う技能者の育成に努めています。入校希望者に対しては建築技術専門校の見学会等を通じて、当社の訓練体制・理念、集団生活等を体感し、建築大工職の職業の魅力を感じられる機会を設けています。今後も住友林業グループは高い技術に基づく安心・安全の家づくりを進めてまいります。
以上
■参 考 資 料 ■
<競技風景>
■住友林業ホームエンジニアリング株式会社 概要
1.設 立 1985年4月1日
2.社 長 高橋 利治
3.資 本 金 75百万円(住友林業(株) 100%出資)
4.売 上 高 843億円(2020年3月実績)
5.本 社 東京都新宿区西新宿1-24-1
6.事 業 所 全国10事業部6事業所(2020年10月1日)
7.従 業 員 1,044名(2020年4月1日現在)
8.H P
https://www.sumirin-he.co.jp/
■住友林業建築技術専門校 概要
1.開 校 1988年4月1日
2.校 長 樋口 進
3.所 在 地 千葉県四街道市鹿渡1144
千葉県知事認定の職業訓練校で、住友林業(株)と住友林業ホームテック(株)が運営。
4.H P
https://sfc.jp/kgs/index.html
以上