人手不足が深刻な警備業界全体の雇用拡大を目指し
リクルートジョブズが全国警備業協会と協働開始
- 株式会社リクルートジョブズ
- 2020年09月07日
- 13:00
株式会社リクルートジョブズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:酒井 久典)は、厚生労働省の委託事業として一般社団法人 全国警備業協会が今年の秋からスタートする「短期資格等習得コース」(※1)の告知、および求職者による本コースへの応募から資格取得後の警備会社入社までの採用に関わる部分について、2020年9月7日(月)より協働を開始することになりましたので、お知らせいたします。
◆背景
慢性化する人材不足のなかでも、警備業界における人手不足は深刻で、有効求人倍率8.67倍(※2)にも上昇。安定した警備需要がある一方、人材の確保および長期に渡って活躍できる人材の育成は、警備業界全体にとって大きな課題となっています。2020年厚生労働省にて、就職氷河期世代の方の安定的な就労を促進する事業が開始され、全国警備業協会はこれを受託。新たに警備業界で働く求職者のキャリア形成につながる職業訓練コース「短期資格等習得コース」(※1)を創設します。10月23日に愛知県で訓練を開始(9月23日から募集開始)。以降、全国規模(23か所を予定)で順次訓練を実施してまいります。
全国警備業協会は、業界全体で人手不足に悩む加盟企業、安定した職業に就きたい求職者双方の課題を解決するべく、将来のキャリアプランを想定し、働きながら資格取得を可能とする本コースを告知するとともに、警備業の仕事への正しい理解促進と、業界内で始まった働き方改革の先進事例を紹介。より多くの求職者のみなさまに警備業で安心、安定して働いて頂くことを目的に、リクルートジョブズが提供する人材ソリューションにおけるノウハウを活用していただくことが決定いたしました。
◆支援サービス概要
警備業界での就業経験を問わず、就職氷河期世代である35歳~54歳の方を対象に「短期資格等習得コース」の事業告知広告の配信、事業概要を告知するサイト開発、訓練受講申込のシステム、採用ホームページのプラットフォームの提供および作成支援まで、働きながら仕事探しを行う求職者が申込みを行うまでの工程について、リクルートジョブズがサポートいたします。
1.業界初「ブランディングサイト」の構築(9月23日より開始予定)
警備業界の情報発信の母艦として、警備の種類や研修など基本的な情報から、現場における夏の暑さ対策の実施例など、求職者が今必要とする情報を伝えられる、業界初となる「ブランディングポータルサイト」を新たに構築。「短期資格等習得コース」の制度説明や応募方法の説明などもこちらで確認いただけます。
2.広告や採用ホームページを活用した応募者の拡大(10月より順次開始予定)
◆全国警備業協会は、各都道府県の警備業協会が実施する訓練カリキュラムの日程に合わせて事業を告知。弊社求人媒体の「タウンワーク」をはじめポータルサイト等に広告を配信し、資格取得訓練参加への応募者を募ります。
◆訓練が終了し資格を取得した求職者を対象に、各警備会社は求職者の応募先としての情報提供の場となる採用ホームページを開設します。弊社からは、採用HPを無償で作成できる採用業務支援ツール「ジョブオプLite」を提供することでより早く簡単に各社の採用HP作成を支援します。又、「ジョブオプLite」を利用した掲載求人は、リクルートグループ企業である世界最大の求人サーチ『Indeed』とも連携しており、応募者のさらなる拡大を支援します。
※1「短期資格等取得コース」は、一般社団法人 全国警備協会が厚生労働省より業務委託を受け、正規雇用化等の安定雇用に有効
な資格を短期間で取得いただくとともに、職場見学・合同就職説明会を組み合わせた出口一体型のプログラムとすることで
就職氷河期の方の安定的な就労の促進を図ることを目的とした事業です。
※2 出典/厚生労働省「一般職業紹介状況 職業別有効求人倍率(パートタイムを含む常用)(平成31年1月)」