囲碁、将棋、オセロの3つのボードゲームの総合力を競う大会「第5回グロービス・トライボーディアン日本選手権」(主催:株式会社マイナビ出版、協力:公益財団法人日本棋院、公益社団法人日本将棋連盟、一般社団法人日本オセロ連盟、棚瀬寧氏)が12月7日(土)、パレスサイドビル(東京・竹橋)にて開催されました。過去最多となる126名の参加者が、名人戦クラス、一般クラス、初級クラスの3階級に分かれて戦い、阿部由羅氏(名人戦)、植松光一氏(一般)、榎本ゆり子氏(初級)の3氏が各クラス優勝の栄冠を手にしました。グロービス(東京都千代田区、代表:堀義人)は、本大会の趣旨に賛同し5年連続で協賛しました。
本大会は、囲碁、将棋、オセロという日本で広く知られる3つのボードゲームの総合的な棋力・技量を競うものです。遠泳、サイクリング、マラソンの3種目のタイムを競うトライアスロンになぞらえ、グロービス代表の堀義人が「トライボーディアン」と命名しました。
試合は個人戦で、選手はスマートフォン・タブレット用の無料アプリ「囲碁クエスト」「将棋クエスト」「オセロクエスト」を使用して対戦。スイス式トーナメントを採用し、囲碁(9路盤、中国ルール、3分+1手ごとに2秒追加)、将棋(5分+1手ごとに2秒追加)、オセロ(5分切れ負け)をそれぞれ6局ずつ、合計18局対局。総合点を競いました。
名人戦クラスには、囲碁・将棋のプロ棋士が参戦。囲碁勢から安斎伸彰七段、山田晋次六段、芝野龍之介二段、将棋勢から室田伊緒女流二段が参加しました。オセロ勢からは世界大会3位の佐谷哲七段が参加しました。参加者には対局の成績に応じて日本トライボーディアン協会(代表理事:棚瀬寧氏)から段級位が認定されました。
左: 競技中の様子
右: 優勝者の皆さん (左から)榎本ゆり子氏(初級)、阿部由羅氏(名人戦)、植松光一氏(一般)
■第5回グロービス・トライボーディアン日本選手権、上位入賞者(敬称略)
【名人戦クラス】優勝者に3万円の商品券他、上位入賞者20名に総額10万円分の商品券
1位 阿部由羅
2位 佐谷哲
3位 石川輝
【一般クラス】上位入賞者に将棋・囲碁の書籍
1位 植松光一
2位 荻野角太
3位 若井優也
【初級クラス】上位入賞者に将棋・囲碁の書籍
1位 榎本ゆり子
2位 吉田泰博
3位 加藤拓也
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