~豊洲の街の成長に合わせ、豊洲で住む・働く・訪れる多様な人々の“つなぐ・つどう”拠点へ
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、ららぽーと豊洲のスケールアップの開業は延期になりました。日程については施設HPをご確認ください。
https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/toyosu/
三井不動産株式会社(代表取締役社長:菰田正信、以下三井不動産)は、豊洲二丁目駅前地区で「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業2-1街区 AC棟計画」(以下本計画)を、本計画地の地権者である株式会社IHIの協力のもと推進していますが、今般、街区名を「豊洲ベイサイドクロス」とし、2020年4月24日(金)にグランドオープンし、街びらきを行うことを決定しましたのでお知らせします。
かつての工業地帯から、住宅地として、またオフィス街として大きく変化を遂げた豊洲エリアは、人口・世帯数が年々増加しています。さらに近年は買い物や観光などでの来訪者も増加し、街にはオフィスワーカーや住民、インバウンドを含む訪問客が往来しています。「豊洲ベイサイドクロス」は、こうした多様な人々の幅広いニーズに応えるべく、最先端の機能を持つオフィスゾーン、バラエティに富むショップが揃う商業ゾーン、ビジネス客から観光客まで対応可能なホテルで構成される、ミクストユースの開発です。
街区の核となる建物の名称は「豊洲ベイサイドクロスタワー」に決定し、2020年3月31日(火)に竣工する予定です。地下1階~地上4階には全36店舗の商業店舗が出店し、「三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲」(以下ららぽーと豊洲)として2020年4月24日(金)にスケールアップオープンします。開業以来最大となる約70店舗のリニューアルを実施する既存の「ららぽーと豊洲」とともに、新たな豊洲の楽しみ方を提供する一大商業ゾーンとして進化します。また、33階~36階はホテルとなり、2020年6月25日(木)に「三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス」がオープンします。
■本リリースの概要
1.街区名が「豊洲ベイサイドクロス」に決定、2020年4月24日(金)に街びらき
2.街区の核となる建物の名称は「豊洲ベイサイドクロスタワー」に決定。
建物竣工は2020年3月31日(火)(予定)
オフィスワーカー向け共用施設「+C(プラスクロス)」やICT技術を導入し、
効率的で快適な働き方をサポート
3.新たな豊洲の楽しみ方を提供する商業店舗全36店舗が出店、
開業以来最大となる約70店舗のリニューアルを実施する既存の「ららぽーと豊洲」とともに、
オフィスワーカーからファミリーまで楽しむことのできる店舗ラインナップが集結
4.2020年6月25日(木)に「三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス」開業、
2019年11月29日(金)予約開始
湾岸を望むロケーションで非日常感を演出、ビジネスから観光までさまざまな用途に対応
「豊洲ベイサイドクロスタワー」 外観(イメージ)
豊洲の街づくりと「豊洲ベイサイドクロス」
●周辺施設との接続による、豊洲二・三丁目エリアの面的ミクストユースの実現
三井不動産は、1980年代よりオフィスや商業施設、レジデンスを展開するなど、株式会社IHIと連携し、豊洲の街づくりに参画してきました。特に2006年に開業した「ららぽーと豊洲」は、豊洲エリアに注目が集まるきっかけの一つとなり、豊洲エリアの代表的なスポットになっています。
1980年代から始まった豊洲二・三丁目再開発における大規模再開発として今回誕生するのが、「豊洲ベイサイドクロス」です。銀座エリアまで10分圏内(東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅まで約6分)と都心にありながらも“海”や“緑”を感じられる豊洲という立地を活かすべく、本計画では、隣接する豊洲公園にかかる「豊洲パークブリッジ」を建設します。また、本計画から既存の「ららぽーと豊洲」にダイレクトアクセスが可能なデッキを整備します。ゆりかもめ・東京メトロ有楽町線「豊洲」駅に直結する本計画を中心に、周囲エリアとのネットワークを形成、回遊性を高めることで、縦の複合開発だけではない、公園や海、ショッピングゾーンにも簡単にアクセスできる面的な複合開発として、エリア全体としてのにぎわいを創出します。
●「豊洲ベイサイドクロス」のコンセプト
街区名に盛り込まれた「CROSS(クロス)」には、“渡航する”という意味があります。これは、かつて造船所だった当街区の歴史を継承するとともに、“新しいフィールドへの挑戦(=渡航)”という意味を持たせたものです。また、都市の利便と自然環境の“交差”、住む・働く・訪れる人々の“交流”、オフィス・飲食店・ショップ・ホテルなど多種多様な施設の“組み合わせ”等、さまざまなヒト・コト・モノの「CROSS(クロス)」を起こすことによって、新産業の創出や生産性のさらなる向上を目指すという想いも込められています。
●「豊洲ベイサイドクロス」のロゴ
豊洲ベイサイドクロスのイニシャルの“T”と、海を想起させるカモメのマークを組み合わせました。コンセプトの「CROSS(クロス)」に象徴されるように、大地と海とが有機的に交わることを、鮮やかな緑と青のグラデーションで表現しています。
―オフィスゾーンー
豊洲ベイサイドクロスタワー
2020年3月31日(火)竣工(予定)
●豊洲の個性を活かし、多様な働き方を支えるオフィス機能を中心としたミクストユースの大規模再開発
豊洲ベイサイドクロスの核となる建物「豊洲ベイサイドクロスタワー」は、水辺や緑の自然が豊かな豊洲の個性と緑地面積4,280m2の充実した外構を活かした、新しい働く場となっています。さらに、ICT技術の導入、自由度の高い基準階面積約3,300m2(約1,000坪)の大規模フロアプレートにより、多様化する社会において様々なシーンに合わせた働き方を実現します。
「豊洲ベイサイドクロスタワー」の特長
・専有部内の一部に屋外テラスや吹き抜け階段を用意し、従来とは異なるオフィス空間を提供
・新しい働き方をサポートするワーカー向け共用施設「+C(プラスクロス)」を設置
・「三井不動産TGスマートエナジー株式会社」によるエネルギーセンターを設置し、
中圧ガスを使った発電で系統電力の供給停止時にも一定の電気と熱を供給
●オフィスゾーン
オフィス専有部内の一部には屋外テラス、吹き抜け階段などを用意し、外構、オフィスワーカー向け施設と併せ従来のオフィス空間とは異なる新しい場を提供します。また、スマホアプリによるトイレの空き状況確認、「ららぽーと豊洲」と連携し一部飲食店舗の混雑状況確認・予約を可能にするなど、ICT技術により快適な働き方を支えます。
当タワーへは、テナントの一社としてTISインテックグループにご入居いただく予定です。TISインテックグループでは仕事の内容に応じて働く場所を変える「アクティビティ・ベースド・ワーキング (ABW : Activity Based Working)」やICT技術を導入し、働き方改革を加速させる計画を進めています。
●オフィスワーカー向け共用施設「+C(プラスクロス)」
「豊洲ベイサイドクロスタワー」の共用部3階には、オフィスワーカーの生産性や効率を高める入居テナントワーカー専用施設「+C」を設置します。「+C」には、ランニングステーションとしての利用も可能なミニフィットネスとシャワールーム、ラウンジや貸し会議室など、様々な機能が充実しています。また、凸版印刷株式会社の映像・音・香り・照明をコントロールする技術を用いて集中力をより高める集中ブースや、パナソニック株式会社の音響技術と照明技術によりリラックス度を高めるリフレッシュルーム等を企画し、オフィスで机に向かって仕事をするだけではなく、集中する、議論する、体を動かす、休息するなど、オフィスワーカーの働き方に合わせた場を提供します。さらに、日本電気株式会社の顔認証技術による会員確認・支払決済を導入し快適な施設利用を促進します。
●外構「ピンポンフォレスト」、「クロスプラザ」
豊洲公園から連続した緑豊かな「ピンポンフォレスト」「クロスプラザ」は、オフィスワーカーから周辺住民、来訪者までさまざまな人が一息ついたり、卓球などでリフレッシュすることが可能です。加えて、入居テナント専用のWi-Fi環境を整備しており、ワークプレイスとして利用することも可能です。イベントの開催等も予定しています。
●開発区域内外にガス発電による電気と熱を供給するエネルギーセンターを設置
「豊洲ベイサイドクロスタワー」5階から8階内に、東京ガス株式会社と三井不動産の共同で設立した「三井不動産TGスマートエナジー株式会社」による、開発区域および開発区域外の「豊洲センタービル」を供給対象としたエネルギーセンターが設置されます(開発区域外にも送配電する「特定送配電事業(※)」の実施は、三井不動産グループとしては日本橋エリアに次いで二番目の事例です)。
このエネルギーセンターは、2011年に発生した東日本大震災でも損傷を受けず供給を継続するなど高い耐震性実績がある中圧ガスを使って発電するため、系統電力の供給停止時においても一定の電気と熱の供給が可能です。加えて、断水時にも周辺地域に熱供給を行うことができるよう、プラント機器の冷却水について専用の大型水槽を設けるとともに、自然災害による浸水の影響を受けない地上階にプラントを設置するなど、エネルギー供給信頼性を高めたプラントです。
さらに、「豊洲ベイサイドクロスタワー」は、このエネルギーセンターから電力・熱の供給に加えて、72時間分の備蓄オイルにより発電する非常用発電機も装備しており、万一の中圧ガス停止時においても、電源の確保が可能です。災害時におけるエネルギーインフラの確保により、企業の業務継続や帰宅困難者支援体制を整備、免震装置の導入などにより安全・安心・BCPを提供します。
※特定送配電事業とは、自らが維持、運用する送電用及び配電用の電気工作物により、特定の供給地点において小売供給又は小売電気事業を行うことをいいます。
ー商業ゾーンー
三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲 (豊洲ベイサイドクロスタワー)
2020年4月24日(金)スケールアップオープン
「豊洲ベイサイドクロスタワー」の地下1階~地上4階には、商業店舗全36店舗が新規出店します。オフィスワーカーはもちろん住民や訪問客など多様な客層に、朝・昼・夜と一日を通して、上質な時間と新たな豊洲の楽しみ方を提供します。また、既存の「ららぽーと豊洲」も、“まちの成長”に応えるべく、店舗および共用部の内装や外壁を大規模リニューアルします。
「豊洲ベイサイドクロスタワー」内「ららぽーと豊洲」の特長
・“つなぐ・つどう”をコンセプトに、街のハブ(中心・結節点)機能を担い、豊洲公園や既存の
「ららぽーと豊洲」などの豊洲エリアへの玄関口として更なるにぎわいを創出
・ゆりかもめ・東京メトロ有楽町線「豊洲」駅直結、既存の「ららぽーと豊洲」とはデッキで接続し、
より高い利便性を提供
・住む人・働く人・訪れる人、多様な客層の多彩なニーズに応える充実した飲食・物販ゾーン。
上質な憩いの空間を提供するテラス付きレストランのほか、仕事帰りに大切な仲間との
コミュケーションを図ることができる飲食店舗が出店。住む人のみならず、
働く人・訪れる人が立ち寄り、自宅へ持ち帰りたくなる魅力的なベーカリー・食品など、
商業施設初出店4店舗、新業態3店舗を含む、充実の全36店舗
●開業以来最大となる約70店舗の新店・改装で既存の「ららぽーと豊洲」もリニューアルを実施
既存の「ららぽーと豊洲」も、2020年春、「豊洲ベイサイドクロス」のオープンにあわせてリニューアルを実施します。オフィスワーカーや住民の増加(注1)といった、“まちの成長”に合わせて、「ららぽーと豊洲」開業以来最大となる約70店舗のリニューアルを実施するほか、外壁の全面塗替えに加え、フードコートの拡張、授乳室ほかサービスの拡充を行う予定です(後日リリース予定)。
注1(出典)オフィスワーカーの増加については江東区HP「経済センサス-基礎調査・活動調査」の「平成28年経済センサス-活動調査統計表」および「平成21年経済センサス-基礎調査」のうち、「豊洲地区」の就業人口を集計して比較
●住む人・働く人・訪れる人、多様な客層のニーズに応えるラインナップ
豊洲ベイサイドクロスタワー 地下1階
近隣住民やオフィスワーカーのクイックランチやディナーに対応する、イートイン併設のテイクアウト飲食ゾーン。
豊洲ベイサイドクロスタワー 1階
開放的なカフェやリーズナブルなレストランなど、早朝にも仕事帰りの夜にも使えるオールデイユースの飲食ゾーン。
物販・サービス
書店・家電・託児所・クリニックモールなど生活基盤を支える店舗がオープン。
ーホテルゾーンー
三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス
2020年6月25日(木)開業予定/2019年11月29日(金)予約受付開始
「豊洲ベイサイドクロスタワー」の33階~36階には、「三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス」(全225室)が、2020年6月25日(木)に開業します。当ホテルは株式会社三井不動産ホテルマネジメントが運営します。なお、予約の受付は2019年11月29日(金)より開始します。
「三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス」は、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅直結に加え、羽田空港や成田空港まで繋がるリムジンバスや都営バスの乗り場が計画地の隣地にあるなど、交通利便性に優れた立地です。周辺には、豊洲市場など国内外で人気の観光スポットや当ホテルとデッキで直結するショッピング・飲食スポット「ららぽーと豊洲」などの商業施設があります。さらに、近年、豊洲には本社機能を構える企業が増えるなどオフィスの集積が進んでおり、ビジネスの活動拠点としても便利なエリアです。
当ホテルは、ビジネス、国内外の観光客など、お客さまの幅広いニーズに応えることのできる客室をご用意しました。バスルームから湾岸や東京の夜景を一望できる「ビューバスルーム」は、記念日など特別な日のご利用にも適しています。また、36階・地上約165mに位置するロビーや海側に面した大浴場、33階にある中庭などの共用スペースにおいて、高層立地を活かした非日常空間を演出しています。さらに、豊洲市場の食材を使用し、素材の旨味を活かした料理やサービスを提供するイタリアンレストランが出店予定です。都心にありながら喧騒から一歩離れ、海と空が広がる開放感を持つ豊洲エリアの特長をぞんぶんに味わうことのできるホテルとなっています。
株式会社三井不動産ホテルマネジメントは、現在、アッパーミドルクラスの宿泊主体型ホテルである「三井ガーデンホテルズ」(27施設)とハイクラスの宿泊主体型ホテルである「ザ セレスティンホテルズ」(3施設)を全国で計30施設・7,837室運営しています。
「三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス」の特長
・東京メトロ有楽町線「豊洲」駅に直結し、銀座エリアまで10分圏内、羽田空港や成田空港まで繋がる
リムジンバスや都営バス乗り場が隣接
・湾岸を一望できる「ビューバスルーム」など、ビジネスから観光まで幅広いニーズに対応する客室
・ロビーや大浴場など共用スペースから望む東京の眺望、 豊洲市場の食材をお楽しみいただける
イタリアンレストランなど、豊洲エリアならではの風景や味を楽しめる
施設の特長
(1)「東京の旅」をテーマに、豊洲エリアの湾岸風景と調和するホテルデザイン
当ホテルのデザインコンセプトは、「Tokyo Floating Journey 空に突き抜ける東京の旅」。ホテル全体のインテリアにも航海になぞらえたストーリーを展開し、水辺や水面などをモチーフにしたデザインが施されています。“潜水”や“浮上”をイメージした地下1階および1階のホテルエントランスを通り、シャトルエレベーターで“出航”、そして“航海”の36階へ到り着くと、眼下に広がる東京湾のパノラマビューを楽しむことができる、地上約165mのロビーがお客さまを迎えます。
(2)幅広いニーズに対応する客室設計と眺望を活かした共用スペース
客室は全225室で、33階~35階に位置しています。ダブルやツイン、トリプルなど、ビジネス利用からゆったりとした連泊利用まで、幅広く対応できる部屋をご用意しています。東京タワーやレインボーブリッジの夜景を楽しむことができる客室と、落ち着きのある庭園を臨む客室があります。また「ビューバスルーム」では、バスルームからも街や海を一望できます。
また、共用スペースでも、眺望や立地を活かしています。宿泊客専用の大浴場では、海側に面した内湯・外湯をご用意しており、外湯からは東京の夜景が一望できます。廊下や一部客室から眺めることのできる33階の中庭は、空中庭園として、宿泊客に都会の喧騒から離れた静寂を提供します。夜間には照明が点灯し、幻想的な雰囲気となります。
(3)豊洲市場の食材をお楽しみいただけるイタリアンレストラン
豊洲市場至近という立地を活かし、豊洲市場の新鮮な食材を使ったイタリアンレストランが出店予定です。マルシェを思わせる新鮮な素材が並んだカウンターや本格的なピザ窯を設置し、高級感を持ちつつも新しいアイデアとセンスでアレンジした料理やサービスを提供します。店内では豊洲市場から厳選した食材をライブキッチンで調理。窓の外に広がるレインボーブリッジの眺望や、大型テラスから望むスカイツリーなどの風景を楽しみながら、素材を活かした朝食・ランチ・ディナーを味わうことができます。ゆっくりと食事や雰囲気を堪能することができ、接待や会食にもふさわしい空間です。
※画像は全てイメージです