フロンティア・マネジメント株式会社
ジェンパクト株式会社
フロンティア・マネジメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:大西正一郎および松岡真宏、以下「FMI」)とジェンパクト(Genpact Limited、NYSE:G、社長 兼 最高経営責任者: Tiger Tyagarajan)の日本法人ジェンパクト株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:田中淳一、以下「ジェンパクト」)は、顧客の成長を加速し競争力の向上を支援する革新的なビジネスプロセス・ソリューション提供における協業を本日発表しました。両社は、コンサルティング、インテリジェント・オペレーション(デジタルとアナリティクスを活用した高度なBPO:業務プロセスのアウトソーシング)、RPA(ロボットによる業務自動化)・AI(人工知能)などのデジタル活用におけるノウハウを組み合わせることで、戦略策定、顧客体験の創造、生産性の向上、オペレーション効率化など、一気通貫の革新的なビジネスプロセス・ソリューションを提供し、顧客のビジネス成長を促します。
FMIは、これまで、国内外の企業に対し、コンサルティング、M&A、再生支援など顧客の事業フェーズに合わせた多様なソリューションを専門家集団によるチームで提供してきました。ジェンパクトは、デジタルテクノロジーおよびビジネスプロセスにおける深い専門知識と、フォーチュン500の三分の一を含む大手数百社のオペレーション運営に豊富な経験を有しています。FMIは、ジェンパクトとの協業によりソリューションの拡大を図り、生産性向上、競争力強化に対する高まるニーズに応えます。
両社は協業において、以下のようなフローでソリューションを提供します。
- 将来の環境変化のより的確な予測
- 顧客の既存業務のコア/ノンコアの見極めとさらなる成長戦略の構築
- インテリジェント・オペレーションなど戦略的オペレーティングモデルによる人材余力の創出
- 生産性の向上により創出された人材余力のコア業務へのシフト
- すべての業務におけるデジタルトランスフォーメーション推進による戦略的なビジネス成果の創出
昨今、IoT(モノのインターネット)やビッグデータ、AI、RPA等のデジタル革新により、あらゆるデータが連携され、予測的インサイト(データの予測分析を通じて得られる新たな価値ある情報)が既存ビジネスの成長、新たなビジネスモデルや価値の創造を促し、業務オペレーションにおけるスピーディかつ大規模なデジタルトランスフォーメーションの加速化が期待されています。一方、日本では、少子高齢化の進行により労働力人口の減少が課題となっており、多くの企業で、社内の人材をコア業務に集中させ、ノンコア業務のアウトソーシングやデジタル導入による生産性を高める動きが拡大しています。両社は、このようなニーズに応えるため、両社の知見を活かした革新的なソリューションによりデジタルトランスフォーメーションを促進し、ビジネスオペレーションの再構築による飛躍的な成果の創出を目指します。
FMIの代表取締役 松岡 真宏は、「本協業により、当社のノウハウとジェンパクトのデジタルトランスフォーメーションおよびビジネスプロセスにおける深い専門性を組み合わせ、これまで以上に顧客企業のニーズに的確なソリューションの提供を実現し、顧客企業の価値拡大に一層の貢献をしてまいります」と述べています。また、ジェンパクトの最高顧問を務める藤森 義明は、「組織の構造改革や業務の再構築など、高い専門性を有するFMIとの協業により、さらなるソリューションの拡充を図ってまいります。今回の協業をはじめ、日本市場における事業基盤をさらに強化し、日本企業のデジタルトランスフォーメーションによる企業価値創造に貢献してまいります」と述べています。
ジェンパクトは、1997年にゼネラル・エレクトリック・カンパニー(GE)の一部門として事業を開始後、2005年にGEグループから独立し、グローバル展開する国内外の企業に対し、ビジネスプロセスとオペレーションの変革、最適化、実行を支援してきました。現在は全世界に従業員90,000人を擁し、デジタルを活用したトランスフォーメーションおよびインテリジェント・オペレーションにより、顧客のデジタルトランスフォーメーションの実現を支援するグローバル・プロフェッショナル・サービス企業として、日本国内においても事業基盤を強化しています。