■VOL.39 実力派バーテンダーの層の厚さが支える「カクテルアワード」
300名のお客様が審査員となり、予選を勝ち抜いた6名の精鋭バーテンダーたちの創作カクテルからナンバーワンカクテルを選ぶ「カクテルアワード」。1杯のグラスに込められた ストーリーと味わい、その技術と創作力を競うバーテンダーの祭典は、毎年恒例の京王プラザホテルならではの参加型イベントです。
第1回開催は2002年。それまで国内外の数多くの大会で優勝者を輩出してきた歴代のバーテンダーたちから、「カクテルの素晴らしさやコンペティションの楽しさを一般のお客様にもっと伝えるイベントをホテル主催で開催してはどうか」というアイディアが生まれ、オリジナルイベントとして結実したのです。「カクテルアワード」の魅力は、毎年設定される創作テーマの面白さとバーテンダーたちのパフォーマンス。これまで「映画」「The Jazz」「日本の世界遺産」など変化に富んだテーマが選ばれ、幾多の名カクテルが誕生しました。また2017年からはバーテンダー自らの言葉でネーミングの由来や作り方などをプレゼンテーションしながらパフォーマンスする、世界で主流のコンペティションスタイルを採用。若手にとっては晴れ舞台であり、ベテランにとっても緊張感を取り戻す刺激的なチャレンジとして注目を集めています。
この日を楽しみに参加された大勢のお客様たちの目の前で、300杯のカクテルを同時にふるまえるのは、層の厚い優秀なバーテンダーが揃っている京王プラザホテルだからこそ。舞台上の出場者だけでなく、バックヤードのバーテンダーたちの存在が、この人気イベントを支えているといえるのです。
華やかな雰囲気と熱気に包まれた会場で、次はどんな一杯が生まれるでしょうか。
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