追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:川原俊明)は2月9日(土)・16日(土)に公開講座「心の健やかな育ちのために」(2回連続)を開催する。これは、一般を対象とした茨木市との連携講座の一環で、第1回では、同大卒業生で福井大学医学部附属病院に勤務する心理士の篠崎志美氏が「子ども時代のトラウマと回復」と題して講演。第2回は「子どもと大人のこころを理解するための精神病理学」をテーマに京都大学大学院の松本卓也准教授が講演する。
【ポイント】
○「こころ」をテーマにした追手門学院大学と茨木市による連携講座
○追手門学院大学は心理学の教育・研究50年。地域支援心理研究センターも開設。
○全国でも少ない常勤の心理専門職の心理士も講演
追手門学院大学は創立時の1966年より心理学の教育・研究活動に取り組んでおり、関西私立大学有数の伝統と実績をもつ。こうした蓄積を地域に還元するために、2004年度には地域支援心理研究センターを開設。地域住民を対象にカウンセリングや心理療法などを行っている。
また、同センターでは公開講座も開催しており、これまでに「子どもたち」「若者たち」「大人たち」と、ライフステージに応じた問題解決法に焦点を当ててきた。
今回の公開講座では、年齢に関係なく「こころ」そのものに焦点を当て、「心の健やかな育ちのために」として2回連続で開催する。
2月9日(土)の第1回では、同大心理学部卒業生で福井大学医学部附属病院に勤務する心理士の篠崎志美氏が「子ども時代のトラウマと回復」と題して講演。子どもから大人までが抱えているであろう「子ども時代のトラウマ」について、まだ全国でも少ない常勤の心理専門職として日々病院で患者のケアにあたっている自身の経験を踏まえて語る。
また2月16日(土)の第2回では、京都大学大学院人間・環境学研究科の松本卓也准教授を招請。「子どもと大人のこころを理解するための精神病理学」をテーマに、「精神病理学」というコトバを通じてこころのありようを「わかろうとする」方法を用いて、子どもから大人までの心の在り方について、研究者の立場から講演する。
「自分にも当てはまるかも?」「うちの子どももそうかも?」と「こころ」について考えるヒントになるほか、特に篠崎氏の講演は、将来心理学を生かした専門職に就きたいと考えている人の参考になることが期待される。
◆茨木市×追手門学院大学連携講座「心の健やかな育ちのために」
【会 場】 茨木市立生涯学習センター きらめき(大阪府茨木市畑田町1番43号)
●第1回
【日 時】 2月9日(土) 14:30~16:00(開場 14:00)
【テーマ】 「子ども時代のトラウマと回復」
【講 師】 篠崎 志美氏(福井大学医学部附属病院 子どものこころ診療部 心理士)
●第2回
【日 時】 2月16日(土) 14:30~16:00(開場 14:00)
【テーマ】 「子どもと大人のこころを理解するための精神病理学」
【講 師】 松本 卓也氏(京都大学大学院 人間・環境学研究科 准教授)
※詳細は下記URLを参照。
https://www.otemon.ac.jp/var/rev0/0001/4971/119110112553.pdf
▼本件に関する問い合わせ先
追手門学院 広報課
谷ノ内・足立
住所:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15
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