金沢工業大学PMC(Popular Music Collection)では、ジャズのレコードジャケットと、写真家 中平穂積(なかだいら ほづみ)氏が撮影したジャズミュージシャンたちの写真とのコラボ展覧会「Jazz Dream~Journey with Hozumi Nakadaira」を2018年10月12日(金)から11月4日(日)まで、金沢工業大学扇が丘キャンパス ライブラリーセンター1階展示室で開催します。
本展では、中平氏が生涯をかけてフレームに収めてきたジャズ写真の数々と、金沢工業大学PMCが所蔵する24万枚以上のコレクションから厳選したおよそ1,000枚のレコードジャケットを含む関連資料を編集し、金沢工業大学建築デザイン学科4年の嶋千菜美さんが会場の展示プランを構築しました。また、近日公開予定の本展特設webページを、電気電子工学科4年の畦畑駿太さんが担当しています。
ジャケット・アート×写真展
「Jazz Dream~Journey with Hozumi Nakadaira」
・開催期間:平成30年(2018年)10月12日(金)~11月4日(日)
・場所:金沢工業大学ライブラリーセンター1F展示室
・時間:月~金9:00~18:30、土9:00~17:00、日・祝 10:00~17:00
入場無料/本展特設webページ:
http://www.kitnet.jp/pmc/event/index.html (近日公開)
・主催:金沢工業大学PMC
・後援:北國新聞社、日本大学藝術学部校友会石川江古田会
※開催期間中、第51回工大祭がおこなわれます。
10月20日(土)~21日(日)工大祭 10:00~17:00
10月22日(月)工大祭片付けのため 9:00~17:00
1917年にジャズ初となるレコードが発売されてから100年が経ちました。レコードに記録されたジャズは海を超え、あるいはラジオ放送で電波にのり、それまでにないスピードで瞬く間に世界中に広まり、世界中の人々をほぼ同時に虜にしたはじめての音楽でした。これは、ポピュラーミュージック=大衆音楽のスタートも意味します。熱狂のあまり失神する"ボビーソクサー"たちに囲まれ、世界初のアイドルとなったフランク・シナトラ、人々をダンスに誘ったグレン・ミラーの心地いいスイング、インプロヴィゼーションのストイックなプレイでジャズを次のステージへと押し上げたマイルス・デイヴィスをはじめとする黒人ミュージシャンたち... 日本でも戦前からジャズが親しまれ、ジャズ喫茶が全国で次々と開店し、戦後一大ブームになりました。
1961年1月のアート・ブレイキーの初来日をきっかけに日本でのジャズ人気は決定的となります。この時、アート・ブレイキーの撮影に成功した中平穂積(なかだいら ほづみ)氏は、同年10月、ジャズ喫茶DIG(現DUG)を新宿にオープン。すぐにジャズファンの間で話題を集めて作家やデザイナーなども集うサロンとなり、いまや伝説となっています。DUGのオーナー業と並行して撮影を続けた数々のジャズ・ジャイアントたちの姿は、貴重な記録でもあります。
本展では、中平氏が生涯をかけてフレームに収めてきたジャズ写真の数々と、金沢工業大学PMCが所蔵する24万枚以上のコレクションから厳選したおよそ1,000枚のレコードジャケットを含む関連資料を編集し、建築デザイン学科4年生の嶋千菜美(しま ちなみ)さんが会場の展示プランを構築しました。また、近日公開予定の本展特設HPを電気電子工学科4年生の畦畑駿太(うねはた しゅんた)さんが担当しています。ジャズ100年の歴史と若い感性が出会い、これからのジャズ100年への旅がスタートします。
▼本件に関する問い合わせ先
金沢工業大学 広報課
住所:石川県野々市市扇が丘7-1
TEL:076-246-4784
FAX:076-248-7318
メール:koho@kanazawa-it.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/