京王プラザホテル　業界をリードするユニバーサル対応をさらに強化

株式会社京王プラザホテル
2018年06月26日
17：15

ユニバーサルルーム10室を改装、ラグジュアリータイプ3室を新設
計13室に増室して12月中旬にオープン

京王プラザホテル（東京：西新宿）は2018年7月中旬より本館30階客室の改装に着手し、ユニバーサルルーム10室（35.5平米）をリニューアルするほか、より広い47.0平米を2室、67.4平米を1室、新たにユニバーサルルームとして新設し、計13室を12月中旬にオープンいたします。改装投資額は同フロアの一般客室4室と合わせ計約4億円でよりデザイン性と機能性を高めることで長年業界を牽引してきたユニバーサル対応の更なる強化を図ります。
2002年に改装した現行のユニバーサルルームは、ホテル全体のソフト面での受け入れ態勢と合わせ16年を経た今も多くのお客様から使いやすい快適な客室として高い評価を受け業界でも注目の高い客室となっています。医療・福祉とは趣を異にする、ホテルでの優雅な時間を過ごすことを望んでいらっしゃるお客様にご満足いただける魅力の高い部屋を目指しており、この度の改装でより洗練されたデザインへ生まれ変わります。機能面では、お客様の状態に合わせてカスタマイズしていく、調節可能（adjustable)で着脱可能（adaptable）であることを基本とする現行のスタイルの好評をいただいている点は維持しながらバスルームを拡張し、全ての家具と備品を新設・更新するほか、視力が低下しているお客様の利用に考慮した照明計画や聴覚に障害のあるお客様に配慮した工夫を施すことで、より快適にお過ごしいただける客室を目指します。

また、この度新設する47.0平米の2室と67.4平米の1室については、既存の一般客室間にある壁を撤去し、現行よりも広いユニバーサルルームといたします。現行タイプと同様の機能を踏襲しつつ、47.0平米では洗面エリアをバス・トイレと分離、67.4平米では洗面、バス、トイレの3点を分離するなどしてバスルーム内でのご利用もより快適なスペースとなります。ラグジュアリータイプのユニバーサルルームを新設し、複数の部屋タイプをご用意することで、更なるお客様層の拡大にも繋げてまいります。
京王プラザホテルのユニバーサルサービス推進は1988年にリハビリテーション世界会議が開催されたのを機に長年に亘り様々な形で業界
に先駆けて行ってまいりました。ユニバーサルルームや補助犬専用トイレなどハード面だけでなく、ソフト面でもスタッフ一人ひとりがお客様の心に寄り添うサービスや適切なご提案ができるよう、各種社内講習会やプロジェクトを積極的に実施し、ユニバーサルサービスの向上に努めております。この度の改装は年齢やお体の不自由の有無に関わらず、ホテルのご滞在を通し新たな発見や感動を味わっていただきたいというコンセプトを踏襲しながら、前回改装から様々なお客様からいただいた多くの貴重なご意見や、進化していく世の中の技術に沿った設計会社の提案、そして現場スタッフの接客経験に基づいた見識のもと、それぞれの意見と思いを結集して行うものです。