大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。
帝京大学中学校(東京都八王子市)は5月2日、新1年生(110名)を対象に体験授業を実施した。これは毎年行っているもので、今年は「共生」をテーマに、校内の里山を利用したタケノコ掘りと車椅子バスケット体験を実施。生徒たちにとって、自然との共生、人との共生を学んだ貴重な1日になった。
帝京大学中学校の敷地には広大な里山があり、正面玄関から徒歩3分の場所にあるこの里山の一角は竹林となっている。
同校ではこの竹林を利用し、11年前から体験授業でタケノコ掘りを実施している。これは多摩の自然を体感することを目的としたもので、今年タケノコ掘りを体験した生徒たちは「タケノコを友達と探し、掘ることが楽しかった」「家で家族と一緒に食べることが楽しみです」「初めての体験でタケノコ堀りの大変さが分かった!」と話していた。
また同日、車椅子バスケットの選手を招き、車椅子バスケットの体験も実施。
同校では障がいを持つ方との共生を体感できる体験学習(教養講座)を積極的に行っており、昨年度の体験授業ではブラインドサッカー、一昨年は八王子ボランティアセンターの協力のもと、車いす体験や盲導犬を利用されている方の講話を実施した。
今年の体験授業では、1年生全員が車椅子バスケットを体験。生徒たちからは「上半身だけで車いすを動かした上に、ドリブル・・・大変でした」「選手のメンタルの強さを感じました」「パラリンピックを必ず見に行きたいです!」などの声が寄せられた。
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